移動映画館で笑顔になろう|お腹も心も満たされる昼食会
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
チューリップ企画スタッフのわかです。
何年か前からよく足を運んでいる昔ながらの喫茶店があります。
レトロな雰囲気が気に入り、よく行くようになったのですが、今ではすっかりお店の方とも顔なじみです。
だいたい、いつも同じものを注文するので、「いつもの」で通じるようになりました。
ちゃんと私のことを覚えていてくれるんだなあと嬉しくなりますね。
喫茶店に常連さんがつく理由がよくわかります。
一緒に食事をすると、ぐっと縁が深まり、仲良くなれるそうです。
移動映画館でも、午前午後と上映会を開催する時は、昼食を皆で食べたりします。
今回は、移動映画館での昼食会の様子をお伝えしていきたいと思います。
移動映画館が喫茶店で上映会
全国を走る移動映画館は、時には、町の喫茶店にも立ち寄ります。
ある時は、愛知県稲沢市の郊外にある喫茶店に伺いました。
喫茶店のマスターはとても気さくな方で、移動映画館の上映会に際し、自ら案内のポスターを作成して店内に貼ってくださいました。
上映当日、喫茶店の敷地内にとまった移動映画館には、たくさんの方が参加。
マスターが、お店で食事をしていたお客さんにも呼びかけてくださったのです。
「移動映画館の中はとてもくつろげます。
映画には仏教の真髄が描かれているので、お客さんにもぜひ見てもらいたくて」
素敵な喫茶店のマスターは、人柄もとても素敵なんですね!
移動映画館が再び喫茶店を訪れる日もそう遠くはなさそうです。
手作り料理で和やかに
移動映画館が関東に訪れる時には、にぎやかな昼食会が行われているようです。
群馬県高崎市にお住いの90代の女性は、1度移動映画館を招待した際、大変感激されました。
その感激はずっと残り、いつかもう1度移動映画館を自宅に呼びたいと思っておられたそうです。
今回、再びご自宅を訪れた移動映画館では、親鸞聖人のご一代を描いた映画を上映。
参加者の皆さんからは、
「『なぜ生きる』の答えは、絶対の幸福になること、と親鸞聖人が教えられていたことが初めて分かりました」
「移動映画館にはまた来てほしい」
との声が上がっていました。
昼食会では、餅がふるまわれたり、近所の人たちが持ち寄った煮物やサラダなどで楽しくテーブルを囲みました。
参加者は、温かい気持ちで1日を過ごされたようです。
また、別の場所では、以前お好み焼き店を経営されていたご夫婦が腕を振るう昼食会が評判になっています。
移動映画館で映画を鑑賞した後の昼食会では、お好み焼きはもちろん、そばやうどん、天ぷら、豆乳なべ、ハンバーグなど、種類豊富な料理がふるまわれているといいます。
映画で心を満たし、昼食会でお腹を満たす。
移動映画館では、心もお腹も満たされるようですね。
移動映画館に美味しいリンゴの差し入れ
移動映画館が秋田県横手市に訪れると、いつも木箱一杯のリンゴと、リンゴジュースを差し入れしてくださる方があります。
リンゴ生産農家の80代男性です。
「移動映画館のアットホームな雰囲気が好きです。
そんな皆さんに秋田のリンゴを食べてもらいたくて」
と、にこやかに語ってくださいました。
男性が移動映画館に出会ったのは、夫人を亡くしてまもなくの頃でした。
映画に感動し、続けて見たいと思われて、移動映画館に通うようになったのです。
夫人を亡くされた悲しみは大きなもの。
なかなか笑う気分にはなれなかったそうですが、今は少しずつ笑顔を取り戻されています。
「少しずつ笑えるようになったのも、この移動映画館のおかげかなと思っています」
少しでもお力になれたなら、とても嬉しく思います。
まとめ
美味しいものを囲むと、皆が自然と笑顔になります。
移動映画館のアットホームな雰囲気の中で食事を囲めば、更に仲良くなれるのではないでしょうか。
「生きるよろこびをすべての人に」
心も体も満たされる移動映画館で、これからも皆さんに笑顔をお届けしたいと思います。
わか
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