「勉強時間を増やす」前に「勉強密度を上げる」(4)

「勉強時間を増やす」前に「勉強密度を上げる」(4)
~ 欲には欲で、カフェ勉強法 ~

試験合格請負人のあさだです。

現在、勉強密度と密接な関係がある「集中力」をあげる勉強法について、説明しています。

「集中力」が低い時と高い時では、全く異なります。

高い集中力がずっと続けばよいのですが、どんな好きなことでも、続けていると、疲れて、集中力が落ちてしまいます。

そんな時は、同じ勉強を続けるのではなく、違う分野の勉強に切り替えるのが一番望ましいです。

疲れた時に「気晴らし」をするのではなく「切り替え」ができるかどうかがポイントです。

一度、気晴らしといって、休んでしまうと、再び勉強に取り掛かるのが大変です。

一度、テレビの電源をつけてしまうと、なかなか消せません。
一度、マンガを読み始めると、なかなか閉じられません。
一度、ゲームを始めると、なかなかやめられません。
一度、スマフォをとってしまうと、なかなか終わりません。
一度、眠ってしまうと、なかなか起きられません。
これらの誘惑に打ち克つ強い精神力をもっている人ならよいのですが、簡単に、誘惑の虜(とりこ)となってしまう私のようなものは、どうすればよいのでしょうか。

目次
・誘惑に負ける人は誘惑がやってこない場所で勉強する
・睡眠の誘惑にはどうすればよいか
・カフェ勉強法の本質
・まとめ

誘惑に負ける人は誘惑がやってこない場所で勉強する

誘惑に負ける人に「誘惑に負けるな!」と言っても、意味がありません。

必ず誘惑に負けてくるでしょう。

誘惑に負ける人は、誘惑がやってこない場所で、勉強するしかありません。

誘惑に負けず、「気晴らし」ではなく「切り替え」、違う分野の勉強に切り替えやすくするには、誘惑の来ない環境で、勉強するのが大事になります。

学生の時でしたら、図書館で勉強された方も多いと思います。私もそうでした。

図書館で周囲がカリカリ勉強していれば、自分も負けてはおれない、いつの間にか勉強に力が入ります。

それに対して、自分の部屋で勉強していると、さまざまな誘惑が、私を襲ってきます。

・手を伸ばせばすぐに読めるマンガ
・リモコン一つで電源が入るテレビ
・睡眠欲をかきたてる枕と布団
・震えるスマートフォン

気晴らし、気分転換といって、相当、時間が奪われるものがあります。

これらの誘惑に打ち克てるタフな精神力をもたれた方ならよいのですが、誘惑の虜(とりこ)となってしまう私のようなものは、それらの誘惑のないところへ逃げていくしかないのです。

睡眠の誘惑にはどうすればよいか

図書館へ行けば、確かに、マンガやテレビ、ゲームはありませんが、枕や布団はなくても、睡眠の誘惑からは逃げることはできません。

せっかく、図書館に来たのに、眠っている人を見たことはないでしょうか。

学生の時でも、そうなのですから、社会人になると、なおさらです。

社会人は、仕事で疲れていますから、電車で立ちながらでも寝ることができるテクニックをいつの間にか、身につけています。

イスに座って、周りが静かなら、いつでも寝られる人もあるかもしれません。
そんな人にお勧めなのが「カフェ勉強法」です。

詳しいことは、後日、説明いたしますが、「カフェ勉強法」とは、カフェで勉強するとかっこいいと思われるから、ではなく、カフェというよりも、お金を出して勉強することを言います。

昔は、カフェが少なかったですから、喫茶店で勉強していたそうです。

カフェに入ると何かをたのみます。

そうすると

「せっかくお金を払ったんだから、その分、勉強しないと損してしまう。とても寝ておれない」

集中して勉強することができます。

「カフェ勉強法」の本質

「カフェ勉強法」の本質は「欲には欲で」ということで、睡眠欲に打ち克つ為に、財欲を利用します。

「せっかく払ったんだから」という気持ちになるためには、それだけのお金を出さなければなりません。

一人一人、経済状況は違いますから、マクドナルドの100円のコーヒーで、「せっかく払ったんだから」という気持ちになれる人もあれば、スターバックスコーヒーでワンコインでは買えないドリンクを注文することで、「せっかく払ったんだから」という気持ちになれる人もあるでしょう。

「せっかく払ったんだから」という財欲で、睡眠欲に打ち克ち、疲れた時は睡眠せず、違う分野の勉強に切り替えて、高い集中力を持続して、勉強しましょう。
お金を出すのがもったいないという人もあると思います。

あくまでも、「守」→「破」→「離」の「守」として、説明していますから、睡眠欲に打ち克つ別の方法がありましたら、当然、別の方法がよい人もあるでしょう。

お金で時間を買いたい気持ちになっておられる方でしたら、「カフェ勉強法」がよいと思います。

まとめ

・「気晴らしではなく切り替え」
 他の勉強に切り替えをするのは、誘惑の多い場所ではなく、誘惑のないところで勉強する

・睡眠欲にお悩みの人は「欲には欲で」、「カフェ勉強法」で財欲を刺激して、勉強する

(関連)

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あさだ よしあき

ブログのお手伝いをしています「あさだ よしあき」です。 テニスとスタバで読書をこよなく愛しています。 将棋の羽生さんに、パッと見、似ているかもしれません。 事務を効率的にスムーズにできるようになりたい、もっと時間をうまく使えるようになりたい、続けるのが苦手から変わりたい、もっと効率よく勉強できるようになりたい、うまく任せられる「任せる力」を身につけたい そんな方の悩みを聞いて、夢を実現するお手伝いをしてきました。この経験を活かして、情報を発信していきたいと思います。
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