良い人生へのスタートは小さな決意からー元日をきっかけに変わるヒント

こんにちは、みさきです。
今年も残りわずかとなり、街は年末の賑わいに包まれています。
年末といえば、毎年恒例の「流行語大賞」や「今年の漢字」が発表され、一年を総括するニュースが増える時期ですね。
それに合わせて、私たち自身も「この一年、何を学び、どう成長できただろう?」と自然に振り返ることが多いのではないでしょうか。

年が明けると、多くの人が家族と集まり新年の抱負を語り合ったり、新しい手帳に目標を書き込んだりします。
書き初めで今年の夢や希望を記すのも、心が清々しく引き締まる大切な習慣ですよね。
年末年始は、振り返りと決意が特に意味を持つ特別な期間です。

「元日」の持つ特別な力

とはいえ、実際には1月1日という日が特別な「魔法」を持っているわけではありません。
今年の12月31日から1日経ったというカレンダー上の数字が変わっただけで、自然や私たち自身が急に大きく変化するわけではないのです。
しかし、この「特別な日」としての元日は、忙しい日常を一度止め、立ち止まるきっかけを私たちに提供してくれます。

年末年始には、世の中全体が「新しい一年を迎えよう」というムードになります。
多くの会社が休みとなり、新しい手帳やカレンダーが用意され、テレビやSNS、年賀状のやり取りでも「良い年にしましょう」というメッセージが飛び交います。
この国を挙げたリセットの雰囲気が、日常に流されがちな私たちの背中を押してくれるのです。

日々の中で「小さな元日」を

ここで大事なのは「決意」や「反省」を元日だけのイベントにしないことです。
毎日の中で「小さな元日」を意識してみてください。
例えば「今日の仕事でこのやり方は失敗だった」「大切な人に感謝を伝えられなかった」と気づいた瞬間が「小さな元日」です。
そして「明日はこうしてみよう」と決意し、行動に移す。
その繰り返しが、一年後、十年後の大きな成長につながります。

もちろん、年末年始のこの特別な雰囲気は大いに活用すべきです。
戦国時代の知将・毛利元就も「年の初めに一年のことをじっくり考える。それが本当の祝いというものだ」と言ったように、新年は目標を立てる最高のタイミングです。

新しい一年を、素晴らしい年にするために

「一年の計は元旦にあり」と言いますが、これは単に元日に目標を立てることが大事だという意味ではありません。
日々の生活においても、自分の行動を見直し、必要な調整を行うことが大切だという教えです。

この年末年始、ぜひ自分の未来を描き、それを実現するための小さな一歩を考えてみてください。
今日という日を「元日」として、より良い自分へ向かう習慣を始めてみましょう。

令和7年もどうぞよろしくお願いいたします。

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みさき

はじめまして、みさきです。 チューリップ企画で「動画で学べる仏教」を制作しています。 10年間、旅のプランニングの仕事を通して、幅広く多くの方々とお話してきました。旅には各々の想いがあり、じっくりとお話をしながら旅のお手伝いをしていきます。人と関わる中で人間関係で悩んでいる人が多いことを知りました。 8年前に仏教とご縁があり、人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、今の仕事に至っています。日常の悩みについて仏教ではどう教えられているかを発信してゆきたいと思います。
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