説明がうまい人の共通点とは?ポイントは、相手をよく理解すること


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

仕事でのプレゼン、日常の何気ない会話、お店で商品の要望を伝える。
私たちは日々の生活の中で、さまざまな「説明」をする機会があります。

その際、言いたいことがうまく伝わらないと感じたことはないでしょうか。
説明をうまくできるかどうかは、コミュニケーションを円滑にするためにも大切なことです。

今回は、物事をうまく人に説明するにはどうしたらよいのかを書いてみたいと思います。

私と相手はスタートラインが違う

まず、人に話をする時、自分の中には何か「伝えたいこと」があるはずです。
それはきっと自分では明確なもので、イメージもできているでしょう。

ところが、それを言葉にして伝えるとなると大変です。
相手は私と同じスタートラインには立っていないからです。

たとえば、街を歩いていて、道を尋ねられたときを考えてみましょう。
私の頭の中には道順も目的地のイメージもあり、そこをたどっていけばいいだけです。
一方、道を尋ねてきた相手は、道順はおろか、目的地の様子さえわからないかもしれません。

まったく白紙の状態からイメージを描ける状態にすることがどれだけ大変かがわかります。
その違いを意識するだけでも、説明の仕方が変わるのではないでしょうか。

経験の違いを見落としているかも

一生懸命話をするけれど、相手はいまいちピンと来ていない。
そんなときは、説明に足りていないものがあるということです。

相手と私が持っている情報の違いはもちろんあります。
そこを補おうと言葉を尽くすのは大切なことですが、もう一つ忘れてはならないのは、一つの言葉でも人によって受け止め方が異なるという点です。

男女共学の学校に通っていた人にとっては当たり前のことも、男子校や女子高に通っていた人にとってはまったく経験のないことかもしれません。
地方で育った人にとっては日常の出来事が、都市部育ちの人にとっては新鮮に映ることもよくあるでしょう。

そういった一人ひとりの経験の違いは、本人にしかわからない視点です。
ですから、一生懸命説明しても伝わらない時は、どこがわからないのかを相手によく確認するのがいいと思います。

説明がうまい人の特徴3選

上記の点を踏まえ、説明がうまい人に共通する点を考えてみましょう。
ここでは3点挙げてみます。

➀ポイントを押さえている

説明がわかりにくくなってしまう要因の一つに、知っている情報をなんでもかんでも伝えてしまうという点があります。
つまり、情報が多すぎるのです。

説明が上手な人ほど、情報は最低限かつシンプルに話すのではないでしょうか。
道案内で言えば、相手には道順さえ伝われば問題ありません。
商品のプレゼンであれば、どんな性能があるのか、どこが魅力なのかさえ分かれば、購入するか判断するにはじゅうぶんでしょう。

相手が何を知りたいかを理解し、伝えるべきポイントをしっかり押さえている。
だからこそ、分かりやすい話ができるのです。

➁会話のキャッチボールがある

先ほども書きましたが、私たちは一人ひとり経験が違います。
それゆえに、言葉を尽くして説明していても、根本的なところで誤解が生じていることも少なくありません。

だからこそ、会話のキャッチボールは重要です。
相手がそもそも何を知りたいと思っているのか、説明を理解したのか、理解できないならばどこが引っかかっているのか。

そういったことは、会話の中からしか知ることはできません。
相手の様子を見ながら、わかる言葉を選べれば、自然と伝わる話になるのです。

➂相手本位で話す

説明するときについやってしまうのが、自分本位の話し方です。
自分自身はわかっているからこそ、無意識に専門用語を多用したり、言葉を省略したりすることがあるのではないでしょうか。

説明を受ける立場の人は、いわばまっさらな状態です。
そんな状態で、分かっている立場から話をされても、何も受け取ることができないでしょう。

説明の上手な人は、常に相手の立場を考え、相手本位の話し方をします。
相手に合わせることで、自然とどんな言葉を使うべきか、今伝えるべきことは何かが見えてくるはずです。

まとめ

説明することの難しさは、一人ひとりの違いから生じる部分があるようです。
自分と相手の情報の差、経験の違いを知るだけでも、話し方は変わるかもしれません。

さらに、以下のポイントを意識してみてはいかがでしょうか。

➀ポイントを押さえる
➁会話のキャッチボールをする
➂相手本位で話す

説明上手な人の特徴を知ると、具体的な対策が見えてくるかもしれません。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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