自分に自信が持てない人へ|何を言われようと自分は自分
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「どうしても自分に自信が持てなくて、自分なんかダメだと思ってしまう」
知人がこのように話していました。
他人と比べてしまったり、他人から言われた言葉を気にしてしまうそうです。
自分の行いを反省することは大事ですが、気にしすぎるとつらくなってしまいます。
今回は、自分に自信が持てない時、大切な考え方についてご紹介しましょう。
自信が持てないのは劣っているから?
他人と比べて自分の方が劣っていると感じる時、「自分なんか」と思ってしまいます。
それで、なんとか他人より勝っているものを見つけようと頑張るんですよね。
手っ取り早く自分を評価できるのは、誰かと比べる時です。
友だちに自慢できるようなものを持っていれば。
クラスメイトよりも勉強ができれば。
同僚よりも事務処理能力が高ければ。
他人と比べて自分ができるかできないかで、自分のことを評価している人も多いのではないでしょうか。
だからこそ、「他人と比べてできない自分」だと落ち込んで、自信をなくしてしまうのでしょう。
他人と競ってもキリがない
では、もしも他人と比べて「できる自分」だったら、自信が持てるでしょうか?
おそらく持てないのではないかと思います。
勝ったと感じた瞬間は、確かに嬉しいかもしれません。
しかし、世の中、上には上がいるものです。
あの人には勝てたけれど、あの人には負けている。
そう思ったらとたんに嬉しい気持ちは萎んでしまいますし、一度勝った相手でも、また競ったら負けることもあるでしょう。
世の中にはたくさんの人がいますから、人と比べていたらキリがないのです。
「差」ではなく「違い」だと思えば楽になる
自分と他人の間に「差」を感じるからこそ、劣っていると感じて自信をなくしてしまいます。
しかし、それはあくまでも物事のとらえ方なのではないでしょうか。
友だちが勉強が得意で、私はスポーツが得意。
同僚はコミュニケーション能力が高くて、私は事務処理が早い。
勉強など、一つの面で見れば当然優劣はあるでしょう。
ただ、視野をもっと広げれば、それらは「差」ではなく「違い」であることが分かります。
一つ一つのことは得意不得意があっても、それでその人の価値が決まることはありません。
できることが違うのだから、本来比べられるものではないのです。
自分の人生は自分のもの
仏教を説かれたお釈迦さまは、「唯我独尊」という言葉で、一人ひとりに尊い目的があることを教えられています。
生きている間に果たさなければならない大切な使命があるから、命には価値があると言われるのです。
年齢、性別、人種、貧富、能力などに関わらず、生きる目的はみんな同じです。
その生きる目的がはっきりし、自分に価値があることが分かると、他人との違いは気にならなくなります。
世の中さまざまな人がいますから、時には他人からキツイことを言われることがあるでしょう。
嫌なことを言われれば、落ち込むのは当然です。
ですが、誰が何を言おうと、自分の人生は自分のもの。
決して他人の言葉に左右されるものではないのです。
まとめ
私たちはどうしても自分と人とを比べてしまいます。
しかし、人と比べても上には上がいて、満足できることはないでしょう。
一つの面だけをみれば「差」に感じてしまいますが、一人一人持っているものが異なるだけのこと。
本来、何を持っているかで優劣はつけられないのです。
仏教には、一人ひとりに違いはあれど、すべての人に共通する尊い目的があると教えられています。
その目的が分かれば、自分の命の価値も分かり、自然と生きる自信がわいてくるのではないでしょうか。
わか
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