臨機応変に対応するには?この世は常に変化するものだと知っておく
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
人生の中で予想外の事態に直面することはよくあります。
対応策が事前にわかっていればいいですが、実際はどうすればわからず戸惑うことが多いのではないでしょうか。
そんなときにこそ臨機応変な対応が求められるものです。
臨機応変に対応するためのポイントを紹介したいと思います。
基本は大事だが絶対ではない
仕事などではたいていの場合マニュアルが用意されています。
仕事を進めるうえでは、まずマニュアルにあるような基本事項をおさえることがとても大切でしょう。
仕事でもスポーツでも何でも、基本をおろそかにするとミスにつながります。
私自身、マニュアルに外れたことをしてしまったために、失敗したことが何度もあり、そのたびに基本通りに動くことの大切さを痛感しています。
ただ、マニュアルにあるからといって、それがいつでも通用するとは限りません。
基本通りに動いても解決しない予想外の事態というのは必ずあるものです。
そんな時、臨機応変な対応が必要になります。
変化することは大前提
予想外のことや緊急事態に見舞われたら、たいていの人はうろたえます。
それは、誰の心にも「めったなことは起きないだろう」という思いがあるからです。
有名な古典『歎異抄』には、「火宅無常の世界」と言われています。
「火宅無常の世界」とは、「火宅」は火のついた家の中にいるような不安な状態、「無常」は常が無く続かないことを言われます。
私たちは、いつ何が起きるか分からない不安な世界に生きているということです。
仏教には「諸行無常」という言葉もありますが、すべてのものは大なり小なり常に移り変わっていきます。
本当はいつ何が起きてもおかしくないのが人生なのです。
それを前提に動いていると、予想外の事態も比較的冷静に受けとめられるようになるかもしれません。
臨機応変に動く時のポイント
では、臨機応変に動くにはどうしたらよいのでしょうか。
いつも使っている道具がないとか、いつもの担当者が体調を崩してしまったとか、本来と違う状況だと焦ってしまいます。
しかし、たいていのことは代わりがきくものです。
まずは落ち着いて今の状況を考えてみましょう。
今最低限何ができればこの場は切り抜けられるのか。
そのために必要なことは何か。
この視点で見ていけば、代替案が見えてくるのではないでしょうか。
そして、その場を切り抜けることができたら、次に同じことが起きても問題ないように対策をすることも大切でしょう。
まとめ
仕事などで基本に忠実に行動することは大切です。
しかし、マニュアルなどでは対応できない不測の事態も起きることがあります。
私たちは、不測の事態などめったに起こらないと思って日々を過ごしていますが、仏教ではすべてのことは諸行無常と教えられています。
いつ何が起きてもおかしくないのが人生なのです。
そのことを念頭に置いて、不測の事態が起きたときには落ち着いて状況確認に努めましょう。
どんなことにも何かしらの代替案があるはずです。
わか
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