失敗を引きずるときの対策とは?必要なのは見方を変えること
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
知人が「仕事で何か一つ失敗をすると、結構引きずってしまいます」と言っていました。
気持ちを切り替えたいといつも思うけれど、なかなか立ち直れないそうです。
失敗を引きずってしまうときは、どのように考えるのがよいのでしょうか?
失敗で落ち込む心理
失敗して落ち込んでしまうのはなぜなのでしょうか?
一つには、失敗したことによって「ダメな自分」と思い込んでしまうこと。
もう一つには、「周りの人から悪く思われたのではないか」と気にしてしまうことが挙げられると思います。
失敗をすることによって、自分自身に対する評価、他人からの評価が落ちてしまうように感じるのです。
「こんな自分では嫌われてしまう」という不安がぬぐえないため、なかなか立ち直れないのかもしれません。
失敗をなくすことはできない
だれでも、なるべくなら失敗をしたくないと思います。
では、失敗を完全になくすことはできるでしょうか?
失敗をしないための努力をすることは大切ですが、どんなに備えていても予想外の事態は起きるものです。
慣れない作業をしていれば、躓くことも当然あるでしょう。
どんな人でも失敗はするものです。
大切なのは、「失敗する自分」とあきらかに見て、どう対応していくかではないでしょうか。
見方を変えれば失敗は向上のタネに
「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」
(アルバート・アインシュタイン)「成功を祝うのはいいが、もっと重要なのは失敗から学ぶことだ」
(ビル・ゲイツ)「あなたが一回失敗したからといって、すべてにおいて失敗するわけじゃないわ」
(マリリン・モンロー)
偉人たちの言葉を見ていると、いずれも失敗を前向きにとらえていることが分かります。
「失敗は成功の母」とも言いますが、失敗することによってそこから学ぶこともたくさんあるのです。
仏教では結果には必ず原因があるという「因果の道理」が教えられています。
失敗というのは一つの結果ですが、そこには必ず原因があります。
失敗にきちんと向き合い、原因を追究して対策を打てば、同じことは繰り返しません。
むしろ、より良くなっていくのですから、進歩・向上できるでしょう。
もし、一度の失敗で自分なんかダメだと投げ出してしまえば、向上のチャンスを逃すことになります。
対策ができないために、同じことを繰り返し、もっと落ち込むことになるでしょう。
失敗を引きずってもいいことはありませんから、向上のタネにしていくのがよいと思います。
まとめ
失敗して落ち込むのは、自分の評価が落ちてしまうことにショックを受けるからでしょう。
失敗を避けられればいいですが、なかなかそういうわけにもいきません。
失敗は誰でもするもので、問題は失敗をしたときにどう対応するかではないでしょうか。
失敗から目をそらして落ち込んだままでは、同じことを繰り返してしまいます。
原因を追究して対策ができれば、どんどん向上していけます。
失敗への向き合い方ひとつで、人生は大きく変わるのです。
できる限り向上のタネにして、進んでいきたいものです。
わか
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