途中経過の報告はできていますか?相手を心配させないための大事な思いやり
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
報連相の大切さはよく耳にすることです。
仕事だけではなく、人間関係を築くうえでも欠かせないことではないでしょうか。
その中でも、報告ができるかどうかは信頼に大きくかかわることです。
今回は、途中経過の報告をする大切さについて考えてみたいと思います。
なぜ報告は大切なのか
まず、なぜ報告が大切なのかを考えてみましょう。
報告をするということは、相手を安心させることにつながります。
相手は待っている間ずっと心配しているからです。
たとえば、取引先で打ち合わせがあったとします。
打ち合わせのあと、会社に戻らず帰宅する場合、次の日会社で顔を合わせた時に上司へ状況を伝えればいいと考える人もいるかもしれません。
では、上司の立場から考えてみましょう。
上司としては、打ち合わせが滞りなく進んだか、とても気になるところです。
何か問題があったらどうしようかと心配は尽きません。
もし、その日何も連絡せずに帰宅したら、上司は次の日顔を合わせるまでずっと心配したままです。
しかし、打ち合わせが終わったあとメールで「無事に終わりました。詳細は明日お伝えします」と報告すれば、余計な心配をかけずに済むのです。
事後報告は最低限のマナー
なぜ報告しないのかと聞かれ、「何も聞かれなかったから」と言う人がときどきいます。
言いたいことはわかりますが、それは相手の印象を悪くする言葉でしょう。
すでに書いたように、報告は相手の心配を取り除く大切な行動です。
何事もなければ特に何か言う必要はないだろうとつい思ってしまいがちですが、相手は何事もないのかどうかさえ知りません。
何か問題があれば報告するのはもちろんですが、何事もなくてもそれをきちんと伝えるべきでしょう。
相手の立場に立てば、自分から報告しなければという気持ちになります。
最低限のマナーとして、心がけたいものです。
途中経過の報告もあれば、より安心
相手を思いやるならば、事後報告だけでなく途中経過の報告もいれたいところです。
たとえば、友人と待ち合わせをしていて、時間に遅れてしまうことがあります。
その際、私はよくやってしまうのですが、待ち合わせ時間の2、3分前になって「間に合いません」と連絡を入れるのです。
報告を入れないよりましですが、待っている相手としては、もっと早く言ってほしいと感じるでしょう。
「今まだここにいて、たぶん間に合わない」と分かった段階で伝えれば、友だちも待ち時間の使い方を考えられます。
締め切りのあるものであれば、途中経過を事前に伝えておけば、進捗状況が分かります。
間に合わなさそうだと感じれば、その都度締め切りを延ばす相談もできるでしょう。
途中経過の報告があったほうが、報告を受ける側は、安心して待つことができるのです。
まとめ
報告を入れることは、相手を安心させることにつながります。
ですから、最低限のマナーとしてきちんと実行したほうがいいでしょう。
その際、事後報告はもちろん大事ですが、相手のことを思うなら途中経過の報告も入れるといいと思います。
報告することで心配を取り除き、お互いの信頼関係も築けるのではないでしょうか。
相手への思いやりを忘れずに行動していきたいですね。
わか
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