チャンスをつかむ人は何が違う?すぐ動くべき3つの理由
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「桃太郎」の話は、おばあさんが流れてきた大きな桃を拾うことから始まります。
もしも自分の前に大きな桃が流れてきたら驚くでしょう。
戸惑っているうちにそのまま流れて行ってしまうのが普通ではないでしょうか。
それなのに、おばあさんは迷わず桃を拾い、しっかりチャンスをものにしていてすごい、という話を聞きました。
桃太郎はおとぎ話ではありますが、現実世界でも思い当たる場面がたくさんあります。
今回は、チャンスをつかむにはどんな心がけが必要なのか、考えてみます。
チャンスはいつも突然やってくる
もしも桃が流れてくると分かっていて、心の準備ができていたら誰でも拾えるでしょう。
しかし、桃は突然流れてくるのです。
同じように、チャンスが来るのもいつも突然です。
やるかやらないか、人生の選択を迫られて決めなければなりません。
そんな時に、すぐ踏み出せる人はほとんどいないのではないでしょうか。
桃を拾ったことでつかむチャンスよりも、リスクの方が思い浮かび、躊躇してしまいます。
悩んでいるうちに、桃は目の前を通りすぎていってしまう。
チャンスを逃すときはいつもこのパターンです。
すぐ動くべき3つの理由
チャンスにはリスクもつきもの。
ですから、慎重になってしまうのは無理もないことです。
しかし、もしもやろうかどうか迷ったときには、すぐ動いた方がいいように思います。
その理由を3つ紹介します。
➀先延ばししても結果は同じ
チャンスが目の前に来た時に、どうしても決断を先延ばしにしたい心が出てきます。
よく考えて、心の準備ができたときに決断したいと思うのです。
では、次のチャンスが巡ってきたときには動けるでしょうか?
おそらく先延ばしにしても同じ結果になるでしょう。
人生は「今」の積み重ねです。
なんとなく時間が経てば変われるように思ってしまいますが、今変われない人は、未来も変わることはできません。
今の延長線上にあるのが未来だからです。
今決断しよう、一歩踏み出そうと思えない限り、いつまでたってもチャンスはつかめないのです。
➁まかなければ種は生えない
高校時代、進路指導の先生からこんなことを言われました。
「人生には、2歩進んで3歩下がることもある。
結果は1歩後退しているけれど、それまでに5歩分動いてるんだよ」
実際に動いた結果、後退することがあったとしても、5歩分の種まきは決して無駄にはなりません。
いずれ、何らかの形で花を咲かせるでしょう。
「まかぬ種は生えぬ」と言われます。
0歩と5歩では、明らかに結果は違うでしょう。
1歩も動かなければ後退するリスクはありませんが、そこからは何も生まれないのです。
③無常の命だから
仏教には、諸行無常という言葉があります。
「諸行」はすべてのもの、「無常」は常がなく続かないことです。
あらゆるものは変化し続けているのですが、仏教では特に私たちの命が続かないことを無常と言われます。
命の終わりは年齢に関係なくやってきますから、「無常の前では皆同い年」という言葉もあります。
いつ何が起きるかわからない世の中で、自分の人生の終わりもいつやって来るかわかりません。
限られた人生であることを知れば、チャンスは1度きりであることも知らされます。
そう思えば、一歩踏み出す勇気もでてくるのではないでしょうか。
まとめ
目の前にチャンスが来ても、あれこれ思い悩んで逃してしまうことはよくあります。
一歩踏み出す勇気はなかなか得られないものです。
もし悩むことがあれば、次の3つのことを思い出してみてください。
➀先延ばししても結果は同じ
➁まかなければ種は生えない
③無常の命だから
一歩踏み出して、チャンスをつかめる人になりたいものです。
わか
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