嫉妬しない方法はある?自分を向上させる努力をしよう
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「同僚が褒められているのを見ると、嫉妬の心が出てきます。
本当は素直によかったねと言えればいいんでしょうけど、とても言えなくて、自分でも嫌になります。
嫉妬しない方法ってないんでしょうか?」
このような悩みを語っている人がいました。
よく自分の心と向き合っておられるからこその悩みではないでしょうか。
こういった心が起きたときの対処法について考えてみたいと思います。
嫉妬は誰にでもある心
自分以外の人の幸せを妬ましく思う嫉妬の心は誰にでもあります。
仏教では愚痴と言われ、煩悩の一つに挙げられるものです。
「他人の不幸は蜜の味」と言われますが、これはまさに愚痴の心を表した言葉でしょう。
他人の幸せが面白くなく、困っている人を見てニヤリとする心。
ドロドロした見たくない心なので、黒鬼にもたとえられます。
有名な古典『歎異抄』には、私たちを「煩悩具足の凡夫」と表されています。
煩悩でできているのが人間だと言われているのです。
一人ひとりに愚痴の心がありますから、嫉妬しない人などいないのです。
足の引っ張りあいは誰も幸せにしない
この愚痴の心が行動にあらわれたのが、いじめや誹謗中傷などでしょう。
相手を幸せから引きずり落とそうとしている姿です。
以前、カヌーの日本選手権で優勝した選手が、ドーピング検査で陽性反応が出たために出場停止処分を受けたことがありました。
しかし後になって、それがライバル選手によって仕組まれたことだったと判明したのです。
ライバルを減らそうと考えてのことでしょう。
しかし、相手を引きずりおろすだけでなく、自分の信用を落とし、大きな罰を受けることになりました。
相手を傷つければ、その報いは必ず自分に返ってきます。
嫉妬の心のままに相手の足を引っ張っても、誰も幸せになりません。
自分を向上させる努力が大事
愚痴の心がありますから、成功した人、幸せな人を見れば面白くない心が出るのは仕方ないことです。
しかし、すべてのことは、良くも悪くも「因果応報」「自業自得」です。
幸せな結果を受けているのは、他でもないその人の努力のたまもの。
自分に結果が来ないのは、まだまだ努力が足りないということなのでしょう。
ですから、「なんであの人ばっかり」と嫉妬するパワーは、自分を向上させる方向に使った方がよほどいいのです。
すぐに結果が出なかったとしても、まいたタネは必ず生えます。
嫉妬の感情は、自分を向上させる努力に変えましょう。
まとめ
幸せそうな人を見ると面白くない心は誰にでもあります。
仏教ではこの心を愚痴と言われます。
この心が口や体にあらわれると、相手を傷つけますから、十分注意しなければなりません。
すべてのことは良くも悪くも自業自得と知って、嫉妬する力を努力に変えましょう。
そうすれば、いずれ必ず結果に結びつく時がきます。
わか
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