変われる人と変われない人の3つの違い
こんにちは、みさきです。
「変わりたいのに、変われない」
これは誰もが一度はぶつかる悩みだと思います。
本やセミナーで刺激を受け、何か新しいことを始めてもなかなか続かない。
課題や問題点を書き出しても、解決方法が見つからない。
そのうち何をやってもなかなか変われない自分が嫌になる。
そんな人は少なくないと思います。
そこで今回は「変われる人」と「変われない人」はどこが違うのか、考えていきたいと思います。
①どう変わりたいのか
変われる人と変われない人との違いの1つ目は「どう変わりたいのか」自分のなりたい像がハッキリしているかどうかです。
山登りなら「今日の宿泊地である山小屋まであと1時間」「頂上まであと少し」と目指す目標が分かっていると、やる気が出てきますよね。
ところが遭難してしまい、方角が分からなくなってしまったらどうでしょう。
歩いていても疲れてくるし、しゃがみ込みたくなるし、頑張ろうという思いは出てきません。
それと同じように、行動を続けた先にある自分自身の姿や、実現したい目標などがはっきりしないと、モチベーションは続きません。
まず具体的に自分はどう変わりたいのか、何を目指すのか、自分の理想のロールモデルを決めたりして、理想の自分を明確にイメージすると、現在の自分は具体的に何をしたらいいか、明確になり、着実な行動ができるようになります。
②本当は変わりたくない
変われない人の2つ目の特徴として「本心では変わりたくない」と思っていることです。
これは意外に感じられるかもしれません。
「いやいや、変わりたいと思っているんですけれど」と言われるかもしれませんが、心の本音の部分では、変わらないほうが楽だと思っているのです。
これは自分だけに限らず、すべての人にある心です。
仏教では「睡眠欲」といわれ、寝ていたい、楽がしたいという欲の心です。
自分を変えられる人は、この自分の中にある怠け心を自覚しており、自分に打ち勝つために縁を上手く選びます。
友人の娘さんから聞いた話です。
高校1年の時、大学に進学できるか危ういほどの成績でしたが、2年生で仲良くなった友人数人がとても頭の良い友人でした。
テスト前には、その友人たちと勉強方法や難問を共有するようになり、気がつけば成績が学年上位になっており、大変驚いたそうです。
良い縁には近づき、親しくなることが自分を変える秘訣ですね。
③失敗にどう反応する?
変われる人と変われない人との違い3つ目は「失敗にどう反応するか」です。
何かに挑戦すれば失敗をすることはあります。失ったり、損をしたり、あるいは挫折するリスクは高まります。
しかし「人生にとって最大のリスクは、チャレンジしないこと、そして失敗を恐れること」といわれるように、挑戦をせず、リスクを恐れてばかりいては、もう変われません。
子供時代を考えてみましょう。
はじめから自転車に乗れる子供はいません。
補助なしで乗れるようになるまで、何回も何回も転びます。
転ぶ原因は何かと考えながら、何度も挑戦して乗れるようになります。
子供は転ぶのを恐れません。
だから子供は成長が早いのです。
失敗を恐れないようにしましょう。
失敗は課題点を教えてくれ、解決する方法を考えさせ、自分を賢くさせてくれます。
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