言葉遣いで損してませんか?印象がやわらかくなるポイント3選
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「よく周りの人から『言い方がきつい』と言われます。
自分としてはそんなつもりで言ったんじゃないのに、どうしてそんなふうに受け取られるんだろう」
と話している人がありました。
自分が意図していない形で言葉が伝わり、戸惑った経験をした方もあるかもしれません。
言葉というのは本当に難しいものです。
今回は、言葉遣いについて考えてみたいと思います。
同じ言葉でも受け取り方はさまざま
どんなこともそうですが、一つのことでも人によって受け取り方が変わります。
言葉の表面だけを受け取る人もあれば、言葉の意図まで察しようとする人もあるでしょう。
一言で10を受け取る人もいれば、10の言葉を使って、ようやく1わかる人もあります。
それぞれに育ってきた環境も経験も違いますから、無理もありません。
ちょっとからかうつもりで言った言葉に、深く傷つく人もいるでしょう。
相手の受け取り方ですから、事前に察するのはとても難しいことだと思います。
ただ、難しいからといって、考えなくていいことでもありません。
この言葉遣いは大丈夫だったかな、と相手の反応を見て振り返ることはとても大切なことではないでしょうか。
印象がやわらかくなるポイント3選
冒頭の人は、言い方がきついと言われるとのことでした。
本人にはまったくそんなつもりはないのに、相手のことを責めたり、怒っていると思われることもあるようです。
では、どうすれば相手の印象が変わるでしょうか。
ここでは言葉遣いに関する3つのポイントをご紹介したいと思います。
➀断言を避ける
「こうあるべき」「絶対〇〇でしょ」などと断言した言い方をすると、押し付けられていると感じる人もあるかもしれません。
また、違う意見を持っている人にとっては、否定されたと感じる可能性もあるのではないでしょうか。
すでに書きましたが、人それぞれ育ってきた環境も経験も違います。
ですから、いろいろな考え方の人がいるのです。
自分はこう思うけど、相手は違うかもしれない。
それを前提に話すと、断定するのではなく、「それは、〇〇なんじゃない?」「私はこう思うよ」という言い方になるのではないでしょうか。
印象はぐっとやわらかくなると思います。
➁ゆっくり話すようにする
話し方には人それぞれの特徴があります。
特に印象が変わるなと感じるのは、話すスピードです。
早口だと、口をはさむ隙がなく、どこか圧迫感があります。
聞き取れないことがあっても何度も聞き返すのは気が引けて、結局何を言っているのかわからなかった、ということもあるかもしれません。
自分自身、焦るとすごく早口になってしまいます。
気持ちが話し方に出てしまうのは仕方ないのですが、なるべくならゆっくりした話し方を心掛けたほうが印象はいいのではないでしょうか。
急いでいるときや余裕のないときほど、ペースを落として話すことを心掛けたいものです。
③クッション言葉をつける
「クッション言葉」と言われるものがあります。
伝えたい本題に入る前に、一言添えて気遣いを示す言葉のことです。
何か依頼をするときや、断るときというのは、なかなか言いづらいものです。
そんなとき、クッション言葉を頭につけると、印象がやわらかくなります。
「おそれいりますが、こちらにご記入をお願いいたします」
「申し訳ありませんが、この日は別の予定がありまして…」
クッション言葉には種類がありますので、覚えておいて使い分けていけば、よりコミュニケーションがとりやすくなるかもしれません。
まとめ
言葉一つとっても、人によって受け取り方は様々です。
自分ではそんなつもりなかったのに、と予想外の意味で受け取られてしまうこともあるでしょう。
言葉は難しいですが、普段から気を付けることで印象をやわらかくすることもできます。
➀断言を避ける
➁ゆっくり話すようにする
③クッション言葉をつける
これらのことを心掛けて、より良いコミュニケーションをとっていきたいですね。
わか
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