「うっかり忘れていた」を防止するには?|やるべきことを思い出すための3つの対策
いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
毎年この時期になると、年の締めくくりでやるべきことが多くなります。
年末年始は休みになるところも多いので、必要なものは早めに発注しなければなりません。
そうして忙しくなってくると多くなるのが「うっかり忘れ」です。
やるべきことを忘れると周りの人にも迷惑がかかるので、なるべく避けたいところ。
では、うっかり忘れを防止するにはどうしたらよいのでしょうか?
うっかり忘れが生じるまで
一時的に必要な事柄を保持する働きとして、短期記憶というものがあるそうです。
この短期記憶の容量は決まっていて、だいたい7個前後と言われています。
たとえば、「11時に、ある人に電話する」という用事があったとします。
最初は電話することが頭にあるでしょう。
ところが、11時までの間にさまざまな用件が発生することもあります。
上司から書類のチェックを依頼されたり。
お客様からの問い合わせの対応をしたり。
期限までに報告しなければならない事柄があったり。
そうこうしているうちに、短期記憶の容量がいっぱいになるでしょう。
こうして、最初に覚えていたはずの「11時に電話する」という用件は忘れ去られていくのです。
あきらかに見て対策を立てる
うっかり忘れに対して困っている人は多いのではないでしょうか。
私もたびたびうっかり忘れをすることがあります。
そんな時、「自分は忘れっぽいからどうしようもない」と諦めてはいけません。
短期記憶の話で言えば、誰しも多くのことは覚えておけないものなのです。
うっかり忘れをしない人は、記憶力がいいからしないのではありません。
「物事は忘れてしまうもの」とありのままに見て、対策を立てているから忘れないのです。
最初から忘れるものと思えば、どうしたら思い出せるかを考えることができるでしょう。
やるべきことを思い出すための対策
では、具体的にどのような対策が考えられるでしょうか。
私自身が行っていることを3つご紹介したいと思います。
➀メモを取る
突発的に依頼されたことがあったら、私はすぐにメモを取るようにしています。
メモを取っておけば、頭からは抜けていてもメモを見て思い出せるでしょう。
しかし、ここで注意しなければならないのは、メモ自体をなくすことです。
また、普段まったく使わないところにメモをしていても、結局見ずに忘れたままになります。
メモは必ず自分の目につくところに置いておきましょう。
手帳をこまめに見るのであれば、手帳に書いておいてもいいかもしれません。
やるべきことを箇条書きにして、すぐ目に見えるところに置いておくと、ちらちら目に入るので意識せずにはいられません。
終わったらその都度線を引いて消していけば、何が終わっていないのかも一目でわかります。
➁リマインダー機能を使う
毎日、毎週のことなら頻繁にやってくるので習慣化していくでしょう。
しかし、月に1回とか、年に数回という頻度のことだと忘れてしまう確率が高くなります。
そんな時は、カレンダーなどのリマインダー機能を使うと便利です。
たとえば毎月1日にやるべきことがあった場合、カレンダーで1日の朝の時間帯に予定として入力しておきます。
その際、メールかアラームか、通知が来るように設定しておくのです。
通知が来た時点で思い出しますから、すぐにメモを取っておけば、その日のうちに取り組むことができるでしょう。
③習慣や導線と組み合わせる
➀にも➁にも共通しますが、やるべきことを思い出すためには、それが目に入るようにする必要があります。
手帳にメモしていても、普段手帳を開かないのであれば意味がないでしょう。
リマインダーの通知をメールが来るように設定しても、メールを見なければ思い出しようがありません。
ですから、自分が毎日必ずする習慣、毎日通る導線と組み合わせるのが一番いいと思います。
家の中で、冷蔵庫は必ず毎日見るのなら、冷蔵庫にメモを貼っておくとか。
毎日車に乗る人は、車の中に必要な持ち物をあらかじめ乗せておくとか。
そのように、自分が必ず目にする場所とやるべきことを結び付けておくことが重要です。
まとめ
やるべきことをうっかり忘れていた、ということは誰にでもあると思います。
それは、一人一人の記憶力の問題というより、一度に覚えておける容量に限りがあるからです。
最初から忘れるものだとあきらかに見て、対策を立てることが大事でしょう。
➀メモを取る
➁リマインダー機能を使う
③習慣や導線と組み合わせる
うっかり忘れをしないように気を付けたいと思います。
わか
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