苦手なことにうまく向き合うには?苦手なことは努力の縁になる
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
最近、ある行事の司会を任されました。
引き受けたはいいものの、当日までの数日間は憂鬱な日々でした。
私は人前に立つのが得意ではないので、「もっと適役な人がいるのでは…」と、どうしても思ってしまいます。
苦手なことは、なるべくなら避けたいものです。
しかし、避けてばかりもいられません。
苦手なことに取り組まなければならないとき、どう向き合っていったらよいのでしょうか。
苦手なことには動きが鈍くなる
苦手なことを前にすると、どうしても尻込みする気持ちが出てきます。
やらなければならないとわかっていても、先延ばしにしてしまうんですよね。
人間には誰しも、楽したい、頑張りたくないという心があります。
苦手なことは、通常よりも労力、時間を要するでしょう。
また、何倍も努力しなければならないかもしれません。
苦手なことに取り組むときは楽ができないので、なおさらブレーキがかかるのです。
まいたタネは必ず生える
仏教では、怠けて努力を怠ることを懈怠(けたい)と言われます。
反対に、一生懸命努力をすることを精進(しょうじん)と教えられます。
もちろん、仏教で勧められるのは精進です。
仏教の根幹である因果の道理では、良いことをすればよい結果、悪いことをすれば悪い結果、自分の行いの結果は自分に返ってくる、と教えられます。
そして、まいたタネは必ず生えると説かれます。
怠けて何もしなければ、当然結果は何も返ってきません。
しかし、苦手なことにも一生懸命取り組んだ結果は、必ず返ってきます。
苦手なことは努力の縁になる
苦手なことに取り組むのは誰だって憂鬱です。
しかし、苦手なことに取り組むからこそ、たくさん努力できるともいえます。
苦手な人は、得意な人に比べて、できるまでに時間がかかるかもしれません。
ただ、そこまで何倍も努力をするはずです。
その種まきは必ず何らかの形で返ってきます。
お釈迦さまは、精進を善い行いの一つに挙げられました。
普段は楽に流されてしまう私たちですが、苦手なことに取り組むことがそのまま努力の縁になるのではないでしょうか。
楽しみになるか憂鬱になるかは自分次第
苦手なことは、通常、自分からは決して取り組まないことだと思います。
そういう意味では、新しいことに踏み出すチャンスが到来したと言えるかもしれません。
苦手なことに対して憂鬱な気持ちでいると、いい結果も出せませんし、いつまでも新しいことに取り組めないでしょう。
逆に、苦手なことに取り組むのをチャンスととらえると、自分の幅が広がります。
苦手なことにも頑張って取り組めば、新しいことが身に着けられるのです。
それがいつしか自分にとっての強みになるかもしれません。
まとめ
苦手なことには、時間も労力も費やさなければなりません。
だからこそ、ついつい尻込みしてしまうのは無理のないことでしょう。
しかし、裏を返せば通常よりも努力するチャンスが来たということでもあります。
まいたタネは必ず生えるので、努力したことは必ず何らかの形で返ってきます。
苦手なことは、新しいことに取り組む絶好の機会でもありますから、前向きな気持ちで取り組みたいですね。
わか
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