「あきらめる」ではなく「あきらかにみる」選択を|うまくいかないときに確認したい2つのこと
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
日々生活していると、うまくいかないことが重なることがあります。
そういうとき、「なんで自分ばっかりこんな目に…」と悲しくなってくるものです。
うまくいかないと、ついつい自暴自棄になってしまいがちですが、それでは解決にはならないのです。
今回は、うまくいかないと感じた時に確認して頂きたいことをご紹介します。
目次
うまくいかないとき、どうしますか?
人生には時としてうまくいかないことがあります。
しかも、どういうわけか、うまくいかないことは立て続けにやってきたりするのです。
あまりにもそれが続くと、だんだんと自暴自棄になってきます。
そして、「どうせうまくいかない」と、投げやりになってしまうこともあるでしょう。
他の人はうまくいっているのに何で自分だけ、とみじめに感じてくるんですよね。
しかし、それでは事態は改善されないのです。
どんな結果にも原因がある
「まかぬ種は生えない」と言われます。
結果が生じたということは、必ず何か原因があるはず。
何もしていないのに、勝手に結果が起きるということはないのです。
仏教ではこれを「因果の道理」で教えられます。
「善因善果 悪因悪果 自因自果」
因とは、行いのことですから、よい行いをすれば幸せになれる、悪いことをすれば不幸や災難に見舞われますよ、ということです。
そして、自分に来る結果は、すべて自分自身の行いによるものだと言われるのです。
「あきらかにみる」ことが大事
うまくいかないときに「諦める」と言ったりすることがあります。
「どうせうまくいかないから、もうやめる」と投げやりな意味で使われる言葉です。
この「諦める」の語源となった言葉に「諦観(たいかん)」があります。
諦観は、「諦」はあきらか、「観」はみるという意味がありますから、「あきらかにみる」ということです。
諦めるということは、原因をよく考えずに、結果だけ見て投げ出してしまうということですから、改善ができません。
しかし、うまくいかない事実をあきらかに見れば、なぜうまくいかないのか、というところにも考えが及ぶのです。
うまくいかないときに確認したい2つのこと
では、うまくいかないときにはどうしたら状況が改善できるのでしょうか?
うまくいかないときに確認したい2つのことをご紹介します。
➀何が原因なのか
うまくいかないという結果には必ず原因があります。
そして、その原因は必ず自分の中にあるはずです。
まずは自分の行動を振り返ってみて、原因を考え、変えていくことが大切ではないでしょうか。
やることなすことうまくいかない、ということであれば、心身の疲れが出ているという可能性もあるでしょう。
一度休息をとって改めて取り組んでみたら、まったく違う結果になるかもしれません。
自分の行動を変えれば、必ず結果は変わってきます。
➁周りの環境はどうか
自分の行動を変えても、思うような結果が現れない。
そんなときは、周りの環境を変えてみるのも一つの手です。
自分は勉強に集中しようと頑張っていても、周りがうるさくて集中できないということもあります。
環境を変えて静かな場所で勉強すれば、より集中力が上がって効率が良くなるはずです。
状況によって、取り組むのに適した環境は異なりますから、その都度より良い環境を選んでいくのも大切なことだと思います。
まとめ
物事がうまくいかないとき、投げ出してしまいたくなるのは仕方のないことです。
しかし、投げ出してしまっては、いつまでたっても状況は改善されません。
物事をあきらかにみて、次のことを確認してみましょう。
・何が原因なのか
・周りの環境はどうか
行動を変えれば、結果も必ず変えていけます。
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わか
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