自分に自信がない人が一番最初にやるべきこと|「能力がない自分」の思い込みを変えてみる
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
一番勤続年数が長いということから、所属する部署の責任者になったという知人がいます。
ところが、後輩ではあっても周りの人の方が能力もあるし、自分よりもずっと責任者に向いていると感じるそうです。
自分に自信がなく、他の人と自分を比べては落ち込む毎日だと話をしていました。
自分に自信がないという人は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな人が自分に自信をもつにはどうしたらよいのかを考えてみます。
「能力がない」というのは思い込み
知人は、「自分は周りの人よりも能力がない」と思っているようでした。
しかし、本当にそうでしょうか?
能力がないというのは、あくまでも自分自身の思いです。
しかし、実際には「所属する部署の責任者を任された」という事実があります。
知人は勤続年数が長いからと言っていましたが、勤続年数が長いからといって誰でも責任者を務められるものではないでしょう。
上司も、「この人ならしっかりやってくれるだろう」と考えたからこそ任せたのです。
そう考えると、決して能力がないというわけではないのでしょう。
それなのに、自分に自信を持てないのはなぜなのでしょうか。
自分に自信がない原因
以前、自信とは「自分との信頼関係」のことだと教えてもらったことがあります。
つまり、自分に自信がないということは、自分との信頼関係が築けていないということです。
他人からの信頼を得るときに大切なのは約束を守ることと言われます。
約束を守ることを、仏教では持戒(じかい)といい、よい行いの一つとして挙げられています。
きちんと実行する人は、他人から信頼されるのです。
それは、自分との信頼関係を築くときにも言えることです。
自分に自信がない人は、自分との約束を破ってばかりいるので、信頼を失っているということができるでしょう。
自信を取り戻すには?
では、自分との約束を守るとはどういうことでしょうか?
先ほど、持戒は約束を守ることだと書きましたが、つまり言行一致させるということです。
言葉と行動を一致させると言えば簡単ですが、実際にはなかなか難しいことではないでしょうか。
たとえば、「毎朝6時に起きる」と決めたのに、結局起きられずにうやむやにしてしまったり。
「毎日ジョギングをする」と決意しても、3日と経たずにやめてしまったり。
「習い事を始めたい」と言っていたのに、何も動き出すことなく始められなかったり。
そういう挫折の体験が重なると、自分はダメなんだというイメージが刷り込まれ、どんどん自信をなくしていきます。
自信を取り戻すためにまず大切なのは、能力を得ることではありません。
まず一番最初に、宣言したことをきちんと実行する言行一致を心掛けてみましょう。
ちょっとしたことでも、続けていけば、自分との信頼関係も着実に深まっていくはずです。
まとめ
自分に自信がない人は、自分に能力がないと思っています。
しかし、必ずしも能力がないわけではないでしょう。
自分に自信を持てないのは、自分との信頼関係が築けていないことが原因です。
自分との信頼関係を築くには、言行一致させることが大切です。
ちょっとしたことでもいいので、実行できることから始めていきましょう。
わか
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