【疲れない働き方】忙しさを見せず成果を出す人には「ハイライト」がある
こんにちは。伝わる技術研究家のみさきです。
変化の激しい現代社会で、山積みな仕事をこなす日々に、心が疲弊している人は多くあります。
今回はマルチタスクな仕事にも「疲れない働き方」について考えていきます。
マルチタスクな仕事に「成果を出す人」と「疲弊する人」の違い
ひとつ仕事を終えたと思ったらまた次の仕事、次から次へと新たな仕事が出てきて、きりがない。
目の前に雑事が積もり、手に負えなくなり、その間にも何十通ものメールが届く。
だんだんとやっつけ仕事となり、成果は出ない。
自分も周りもストレスフルで、職場の人間関係もギクシャクしてくる。
疲れだけがたまっていく。
こんな人は多いと思います。
一方で誰よりも忙しいであろうに、余裕さえ感じられ、成果をどんどん出すという人もあります。
マルチタスクな罠にはまらず、軽やかに仕事をこなし、成果を出していく人です。
なぜその人はストレスをためず、成果を出し続けることが出来るのでしょうか。
いったい「成果を出す人」と「疲弊する人」は何が違うのでしょうか。
「仕事のハイライト」を決定する
「成果を出す人」と「疲弊する人」も違いは「仕事のハイライト」を決めているかどうかです。
「ハイライト」とは、明るい・見どころ・強調された、という意味ですから、仕事でいうなら「仕事の最優先事項」のことです。
世界的ベストセラー『時間術大全』には「仕事のハイライト」を見定めることが疲れない働き方のコツだ、と書かれてあります。
自分が抱えている複数の仕事の中で、最も優先すべき仕事を見極める、ということです。
「仕事のハイライト」を持たずに働いていると、次第にマルチタスクの罠にはまり、疲弊していってしまいます。
多数の仕事を抱え、気忙しくしているに関わらず、労力に見合った成果が出ない状態です。
「仕事のハイライト」に最も労力や時間を使うべきところ、それほど重要でない雑事を優先していることが大きな原因なのです。
三つの「仕事のハイライト」が疲れにくくさせる
この三つの「仕事のハイライト」を意識してみてください。
取り入れたら一週間で成果が変わるのを実感できると思います。
1.自分のタスクに「仕事のハイライト」を決める
2.職場のチームで「仕事のハイライト」を共有する
3. 依頼や指示も「仕事のハイライト」を明確にする
まず1つ目ですが、自己のタスクに「仕事のハイライト」を持つと、優先順位が明確になり、計画性が身につきます。
自分の時間(任務)を犠牲にしてまでやるべきことか、他の人に回せる案件なのかどうか、もわかってきます。
あれも出来ていない、これも出来ていないと落ち着かなかった心も整理されていきます。
次の2番目ですが、職場のチームで「ハイライト」を共有することで、団結が生じ、マンネリ化を防ぎ、チームは活性化していきます。
3番目に仕事を依頼する時も「ハイライト」を明確に伝えることが大切です。
誤解を招くことも減り、無駄なコミュニケーションがなくなります。
そんなことに力入れなくていいのに、とイライラすることもなくなり、お互いの仕事を信頼できるようになります。
あなたの悩みが少しでも軽くなり、心穏やかに過ごせますように。
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みさき
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