責任感はどうしたら芽生える?|自分から動き出す人の3つの特徴

公開日:
最新日:


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

仕事でも家庭でも、急かされないと動き出せない人は一定数あると思います。
ギリギリまで動き出さずに、言われてようやく重い腰を上げる。
そういう経験は誰しもあるかもしれません。

そんな中、自分から動き出せる人は一体何が違うのでしょうか?
今回は、責任感のある人の特徴について考えてみたいと思います。

動き出せない人の心境

実家に住んでいた学生時代、部屋の掃除をしなさいよと言われてもなかなか動き出さなかったことが何度もあります。
そういう時の心境は、「とにかく面倒」の一言につきました。

自分が動かなくても、母や祖母がやってくれるだろう。
今すぐにやらなくてもいいだろう。

そういう思いになってしまうからこそ、怒られるまで動き出せないのです。

自分から動き出す人の3つの特徴

では、自分から動き出せる責任感のある人は何が違うのでしょうか?
3つの特徴を見ていきたいと思います。

①当事者意識がある

まず、責任感のある人は当事者意識のある人と言えるでしょう。
「誰かがやってくれるだろう」ではなく、「自分がやらなければ」という意識があるからこそ、自分から動き出せるのです。

部屋の掃除も、もし友達が遊びに来るとなれば自ら動き出すはずです。
それは、散らかった部屋の問題が自分のこととなるからでしょう。

仕事でも、日常生活でも、誰かがやってくれると思っている限りは動き出すことができません。
責任感は、まず自分が当事者であると意識するところから芽生えるのではないでしょうか。

②先見の明がある

自分から動き出すことのできる人は、先見の明がある人でしょう。
ギリギリまで動き出さずにいるとどうなるか、具体的に想像することができるのです。

ギリギリまで引っ張ると、周りの人にも迷惑がかかるし、何よりも自分自身が痛い思いをすることになります。
それが分かれば、早め早めにやっておこうという意識になっていくのではないでしょうか。

③怠惰な自分を知っている

責任感のある人は、自らの怠惰な部分をよく知っているとも言えます。
自分が怠惰であることが分かるからこそ、叱咤して早め早めに動き出さなければと意識するのです。

仏教では、すべての人に怠けたい、楽がしたいという心があると教えられています。
私たちは、そもそも動き出せる人はきびきびしている働き者なんだと思っていますが、責任感のある人が必ずしも働き者なわけではありません。

怠けものだと知りつつ、それではいけないと対処をしているから、自分から動き出すことができるのです。

まとめ

仕事でも私生活でも、責任感を持ってやらなければいけないことは出てくるものです。
責任感を持って自ら率先して動こうとするとき、大切なのは次の3つのことです。

・当事者意識を持つ
・先を見通す
・怠惰な自分であると知る

これらのことを意識するだけでも、結果は変わってくるのではないでしょうか。
どんなことにも責任感を持って取り組んでいきたいですね。

こちらの記事もおすすめです。

え、君に任せたのに…|他力本願な人に仕事をさせる3つの方法

The following two tabs change content below.
Avatar photo

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
心が穏やかになった人へ

おすすめの記事