欲を利用すれば三日坊主も克服できる!|なまけ者な自分との上手な付き合い方
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
学生の頃、日々のことを忘れないように日記をつけようと試みたことが何度かあります。
しかし、結果は散々なものでした。
三日坊主の言葉通り、やる気があるのは最初だけで、三日もたてば、だんだん面倒になってくるのが人間なのでしょうね。
飽きっぽい性格だから三日坊主になる、と言われますが、それは本当に性格によるものなのでしょうか?
三日坊主を克服するには何が大切なのかを考えてみたいと思います。
みんな心の中に怠け者がいる
三日坊主になってしまうのは、自分が人より怠け者だからだと考えている人は少なくないかもしれません。
飽きっぽかったり、面倒くさがりな性格だから、続けることができないのだと思うのです。
仏教では、私たちには1人1人煩悩があると言われます。
煩悩とは、私たちを煩わせ、悩ませるものです。
代表的なものに欲があり、大きく食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲の5つに分けられます。
その中の、睡眠欲は眠たい、楽がしたい、面倒なことはしたくないという心のこと。
誰しもこの心を持っていますから、みんな心の中には怠け者がいるということなのです。
三日坊主にならない人は何が違う?
みんな心の中に怠け者がいるとするなら、みんな三日坊主になるはずです。
しかし、三日坊主にならずに続けられている人もいるのはなぜなのでしょうか?
それには欲が大きく関係しています。
私たちを動かしているのは欲の心だからです。
例えば、毎日ジョギングをしようと思い立った時。
睡眠欲が強い人は、きっと途中で面倒になり、三日坊主で終わってしまうでしょう。
一方、名誉欲が強い人は、途中で挫折したと思われるのは恥ずかしいので、頑張って続けようとします。
三日坊主にならない人は、睡眠欲より他の欲が勝ったのです。
それぞれの場面で、一番勝った欲が私たちの行動原理となっているということでしょう。
欲を利用して三日坊主を克服!
睡眠欲をなくしたり、減らしたりすることができれば、三日坊主も克服できるのかもしれません。
しかし、仏教では「煩悩具足の凡夫」と言われ、煩悩でできているのが人間だと言われます。
欲はなくすことも減らすこともできないのです。
なくすことも減らすこともできないのなら、逆にそれを利用してしまえばいいのです。
通常であれば睡眠欲に負けてしまうかもしれません。
しかし、例えば、「毎日ジョギングをします!」といろいろな人に宣言したらどうでしょうか。
周りの人の目がありますから、名誉欲でやめるわけにはいかなくなります。
睡眠欲よりも他の欲が勝ったとき、三日坊主克服への道が開けるのです。
まとめ
三日坊主になってしまうのは、必ずしも性格が原因ということではありません。
人は誰しも欲があり、楽がしたいという睡眠欲があります。
だからこそ、三日坊主になってしまうのです。
しかし、睡眠欲よりも他の欲が勝っている人は、物事を続けることができます。
欲をうまく利用して、他の欲が勝つ環境を作ることで三日坊主克服への道が開けるでしょう。
こちらの記事では、三日坊主の克服法をより詳しく紹介しています。
三日坊主で終わらせない!三日坊主にならないための必要な3つのポイント!
わか
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