仕事で言い訳をする人が信用されない理由とは?|言い訳する前に知っておきたい2つのこと
いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
仕事で何か失敗をしてしまった時、上司にどのようにそれを伝えますか?
怒られるに違いないと思うと、伝えるのをためらう気持ちが出てはこないでしょうか。
しかし、仕事上のことですし、伝えないわけにはいきません。
そんな時、ついつい出てきてしまうのが言い訳です。
しかし、言い訳をすると上司からの評価は逆に下がってしまうでしょう。
言い訳をする人は信用されないとよく言われますが、それはなぜなのでしょうか。
今回は、自らの評価を下げることのないよう、言い訳をする前に知っておきたいことをご紹介します。
言い訳をする時の心
仕事で失敗をする時にはいろいろな事情が重なることがあります。
明らかに自分の責任だと分かる時は、謝罪できるでしょう。
しかし、必ずしも自分だけが悪いわけではないのに責められると、釈然としない気持ちになります。
その「自分だけが悪いのではないと分かってほしい」という心が言い訳となって出てくるのです。
言い訳をするのは、自分の評価を下げたくないという気持ちもあるでしょう。
ところが、言い訳はよくないものとされ、逆に評価が下がってしまうことの方が多いようです。
なぜでしょうか。
言い訳をする人が信用されない理由
「言い訳するな」の言葉に対し、「言い訳ではなく理由を説明しているのだ」と反論する人もあるでしょう。
しかし、上司は多くの場合あなたの言葉を「責任転嫁」と受け取っているのではないでしょうか。
失敗をした時、いろいろな事情があったのかもしれません。
全部あなたが悪いわけではないのかもしれません。
では、あなたはその失敗に全く関係なかったのでしょうか。
失敗をしても、その事実をしっかり受け止め謝罪できる人は、改善しようと努めますから信用して仕事を任せられます。
しかし、言い訳をする人は、そもそも自分が悪いと思っていないので、反省もなく同じ失敗を繰り返すでしょう。
同じ轍を踏む人は信用できませんし、とても仕事は任せられません。
言い訳をする人には安心して仕事を任せられず、信用を失ってしまうのです。
言い訳をする前に知っておきたいこと
言い訳の言葉はついつい口をついて出てしまうものです。
しかし、言い訳をすることは、あなたの評価を下げてしまうことにつながります。
そこで、言い訳の言葉が出てしまう前に知っておいていただきたいことが2つあります。
①自分が関わった失敗は自分に責任がある
仕事でミスがあった時、いろいろな人が関わっていれば、自分だけの責任ではないと考え、言い訳が出てきます。
しかし、自分自身もその仕事に携わり、少しでも関係があるのなら、大なり小なり自分にも責任があるはずです。
周りの人のことはひとまず置いておいて、その失敗で自分に悪いところはなかったのか考えるのは大切なことだと思います。
自分に責任がないと考えれば、顧みることなくそのまま流して終わりです。
もし、自分に少しでも原因があると思えれば、その原因に対処して自分を向上させるきっかけとすることができます。
言い訳をして印象を悪くするか、反省して向上のご縁とできるかは、自分に責任があると思えるかどうかなのです。
②上司の求める第一声は謝罪
仕事での失敗の報告を受ける時、上司が求めている第一声は責任の所在でも、失敗が起きた理由でもありません。
第一声は謝罪の言葉であってほしいと思っているのではないでしょうか。
それなのに言い訳をされると、この人は少しも反省していないのだと話を聞く気もなくなってしまいます。
仕事での失敗を報告する時は、言い訳ではなく、まず第一声で謝罪の言葉を述べましょう。
その後で、その時の状況を説明すれば、上司も事情があってのことなのだと理解してくれるはずです。
言い訳はしない方が、上司も自分も気持ちよく過ごせるかもしれません。
まとめ
仕事で失敗した時、ついつい言い訳をしていないでしょうか。
しかし、言い訳をすると反省していないと見られますから、自分の評価を下げてしまうことになります。
言い訳したい気持ちが出てきた時は、次のことを思い出してみてください。
・自分が関わった失敗は自分に責任がある
・上司の求める第一声は謝罪
こちらの記事でも、失敗をした時の心がけについて書いています。
失敗した時に信頼を得る人と失う人の違いは?|心からの謝罪が大事
仕事での失敗は、自分の向上のご縁にしましょう。
わか
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