悩み連鎖を断ち切ろう!スティーブ・ジョブズの名言からみる思考法
こんにちは。チューリップ企画の九条えみです。
先日ある20代の男性がこんな悩みを吐露(とろ)していました。
「職場にどうしても苦手な人がいて、その人とシフトが被るとイライラして仕事に集中できないんです。どうしたらいいですか?」
人に好き嫌いがあるのは仕方がありませんが、苦手な人と会うたびにいちいちイライラしていては仕事に集中できませんよね。
この男性は人間関係に悩んでいましたが、それ以外にも仕事のこと、家族のこと、健康のこと、将来のことなど・・・
生きていくとさまざまな悩みが出てきます。
悩みは心のメモリを食いつぶし疲弊(ひへい)させます。
「あ~いっそ悩むのをやめたい!」
今回はそんな思いを抱えるあなたへ、悩みの連鎖を断ち切る思考法をスティーブ・ジョブズの名言からお届けします。
悩みの連鎖を断ち切るスティーブ・ジョブズの思考法
iPhoneで知られるAppleの元CEOであったスティーブ・ジョブズが、2005年にアメリカのスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチにヒントがあります。
私は17歳のときに「毎日をそれが人生最後の1日だと思って生きれば、その通りになる」という言葉に出会ったのです。
それは印象に残る言葉で、その日を境に33年間、私は毎朝、鏡に映る自分に問いかけるようにしているのです。
「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか。」
「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。
なぜなら、永遠の希望やプライド、失敗する不安…これらはほとんどすべて、死の前には何の意味もなさなくなるからです。
本当に大切なことしか残らない。自分は死ぬのだと思い出すことが、敗北する不安にとらわれない最良の方法です。
スティーブ・ジョブズは「人間に死ぬ以上の大事はない」と伝えたかったのだと思います。
嫌いな人と会う憂鬱
成績を上げなければならないプレッシャー
子育てや介護のイライラ……
いま抱えている悩みは「今日死ぬ」と分かっても、同じように悩むでしょうか?
恐らくNOでしょう。
ジョブズが言うように、死の前には何の意味もなさなくなるからです。
悩む基準を持つとスッキリする
悩むにも、意義のある悩みとそうでない悩みがある、と聞いたことがあります。
悩みごとで疲弊(ひへい)する場合は、悩むに値するか検討する前に感情が優先してしまい、本来は悩んでも仕方ないことで悩んでいる時ではないでしょうか。
そんな時は悩む基準を持つとスッキリします。
それが「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」です。
今、悩もうとしていることは、今日が最後の日だとしても本当に悩むに値するか?
と自分に問いかけてみると、大抵は一時の感情に踊らされているだけと気付くでしょう。
そして「本当に自分にとって価値があることは何か?」と考える姿勢がつきます。
まとめ
悩むのは問題を乗り越えようと頑張っている証拠だと思います。
せっかく頑張るのならば、自分を疲弊(ひへい)させるためではなく、自分が喜ぶことに頑張りたいですよね。
悩みが出た時は「今日が最後の日だったら……」と思い出してみてください。
最後に”今日”の価値を教えてくれる言葉を紹介します。
今日死ぬと 思うに勝(まさ)る 宝なし
限られた人生を満足に生きるための思考法をぜひ活用してみてくださいね♪
九条えみ
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