心が折れそうになったら。元気を取り戻す小さな一歩

こんにちは、みさきです。
人生は予測不可能な挑戦で満ちています。
困難、不快な状況、面倒な問題が時には一度に押し寄せてきます。

もし苦難困難が一つの方向だけから来るのなら「これは試練だ」「どうやって乗り越えるかが問われている」と前向きに捉え、自分を奮い立たせることができます。

しかし、人生には時に複数の困難が同時に現れることがあります。

心が張り詰めている時に、複数の問題が同時に起こると、心が折れてしまい、「もう何もしたくない。こんな苦しみを感じるくらいなら」と思い詰めがちです。

今日は、人生が思うように進まず、心が疲れ果てた時の対処法について考えていきます。

人生とは絶え間ない苦しみの海

例えば、ある40代の女性が職場のストレスで心に負担を感じ、休職を余儀なくされました。
元の職場に戻る気持ちはさらさらなく、休職期間中には基本給の一部が支給され、その間に彼女は新しい収入源を見つけるために努力していました。

しかし、休職期間が終わりに近づくも収入の見通しが立たない中で、最初は支援を約束していた配偶者から離婚を提案されるという事態になりました。

心の問題だけでも大変なのに、経済的不安や家庭の問題といった新たな困難が追加されると、心はさらに重くなります。

「なぜこんなに苦しまなければならないのか」という深い疑問が頭をよぎります。

本当の幸せは「なぜ生きるのか」を問うことから

順調な時には自分の存在意義を問うことは少ないですが、人生が常に平穏であるわけではありません。

幸せが揺らぎ、苦しみに変わる時が誰にも来ます。

就職難、人間関係の問題、借金、病気、災害、加齢、死別など、様々な困難が人生には存在します。

これらの苦しみに直面し、「なぜ生きるのか」と自問することは、心の基盤を築き、本当の幸せを見つけるために重要です。

さらに掘り下げてこちらの記事に続けます。

生きる意味は何ですか?|親鸞聖人の答えは「摂取不捨の利益」

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みさき

はじめまして、みさきです。 チューリップ企画で「動画で学べる仏教」を制作しています。 10年間、旅のプランニングの仕事を通して、幅広く多くの方々とお話してきました。旅には各々の想いがあり、じっくりとお話をしながら旅のお手伝いをしていきます。人と関わる中で人間関係で悩んでいる人が多いことを知りました。 8年前に仏教とご縁があり、人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、今の仕事に至っています。日常の悩みについて仏教ではどう教えられているかを発信してゆきたいと思います。
心が穏やかになった人へ
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