毎日を穏やかに生きるには?心を落ち着ける3つのポイント
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
慌ただしい日々を過ごしている私たちですが、なるべく心穏やかに生きたいと思っておられる方も多いのではないでしょうか。
しかし、心を落ち着けようとすればするほど、上手くいかないことに気づきます。
今回は、心穏やかに生きるにはどうしたらよいのかについて考えてみたいと思います。
目次
心が落ち着かないのはなぜ?
私たちの心は、日々目まぐるしく動き回っています。
仕事のことを考えていたかと思えば、いい匂いにつられて昼食のことに心が移る。
隣にいる同僚の言動が気になったり、次の瞬間には終業後のことを考えたりもする。
ココロの語源はコロコロ変わるところからきていると聞いたことがありますが、まさしく変わり通しなのが心ではないでしょうか。
なぜ心はそんなにも変化するのでしょうか。
仏教では、私たちの心を「機」と言われます。
機械は外から操作することによって動き出すように、私たちの心も外からの働きかけによってどうにでも動くので、「機」と言われるそうです。
私たちの心は外からの影響を受けやすいために、なかなか落ち着けないのでしょう。
穏やかに過ごす3つのポイント
心が忙しく飛び回っている私たちが、少しでも穏やかな気持ちで過ごすためには、何が必要なのでしょうか。
3つのポイントを挙げてみたいと思います。
➀一人で過ごす時間を作る
すでに書いたように、外から影響を受けやすいのが私たちです。
外からの影響はいろいろあるでしょうが、人間関係はその大部分を占めるのではないでしょうか。
人といれば、いい感情であれ、悪い感情であれ、何か心が動くことはたしかです。
ですから、心を落ち着けたいと思ったら、一人になる時間を作ることをおすすめします。
一時的ではありますが、一人になることで心の動きが穏やかになるのではないかと思います。
②時間に余裕を持つ
余裕がない時は、イライラしたり、不安になることが多いかもしれません。
疲れていたり、お金がなかったり、余裕がない状況にはいろいろあるでしょう。
中でも心が波立つのは、時間がないときではないでしょうか。
忙しいのに、家族が思うように動いてくれない。
締め切りが近いのに、急ぎの用件が入ってしまった。
大事な約束に遅刻しそう。
こういう時には、心無い言動をとってしまったり、思わぬ事故を起こしたりしてしまうものです。
イライラしている状況が続くときは、時間に余裕をもって行動してみてはいかがでしょうか。
時間に余裕があると、心を落ち着けて行動できることが多いように思います。
③できることとできないことを区別する
物事には、頑張ればできることと、自分ではどう頑張っても難しいこととがあります。
たとえば、他人の言動は思い通りにコントロールすることができません。
一生懸命に伝えれば影響を与えることはできるでしょうが、他人を動かすのは大変なことです。
できないことに力を入れていると、いつまでも思い通りになりませんから、腹立ちや悲しみなどがおさまらず、心は落ち着かないでしょう。
できないことはできないと明らかに見て、できることに力を入れる。
そうすると、心も落ち着いてくるのではないでしょうか。
自分の心と向き合うことも大切
毎日を穏やかに過ごすための3つのポイントをお伝えしてきました。
こういったことを実行すると、比較的心穏やかに過ごせるのではないかと思います。
ただ、冒頭にお伝えしたように、私たちの心は常に飛び回っているものです。
よくよく自分の心を見つめていくと、少しもじっとしていない心の姿が見えてくるでしょう。
仏教では、私たちを「煩悩具足の凡夫」と言われます。
煩悩でできているのが人間だということです。
欲や怒り、ねたみそねみの心から離れられず、日々悩まされている私たちがどうすれば幸せになれるのか。
その答えは仏教に教えられていますので、ぜひ続けて学んでみてください。
わか
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