「それ、私が悪いの?」理不尽に怒られたときの受け止め方3選
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
ツイッターを見ていると、モヤモヤした思いを抱えている人が多いのに気づきます。
最近目にしたのは、「理不尽に怒られてモヤモヤした」という呟きです。
お客さん自身がサイズを間違えてコーヒーを買ったのに、なんで交換できないんだと責められた。
上司が締め切りを勘違いしていたのに、なぜか自分が怒られた。
理不尽に怒られると、納得いかなくてモヤモヤしてしまいますよね。
今回は、理不尽に怒られたときの受け止め方を考えてみます。
すべての結果は自業自得
理不尽に怒られたとき、「それは自業自得でしょ」と感じることが多いのではないでしょうか。
自分でやったことが自分に返ってきただけなのに、それをこちらのせいにされたからモヤモヤするのです。
「自業自得」は仏教からきている言葉です。
悪い意味で使われることが多いですが、「自分のやった行いが自分に結果を及ぼす」という意味があります。
ですから、悪い結果が来た時だけでなく、いい結果が来た時も本当は自業自得です。
誰でも例外なく、すべての結果は自分のまいたタネだと仏教では教えられます。
日本人ならば、仏教を知らない人でもなんとなくそういった考えがあるのではないでしょうか。
ところが、悪い結果が自分に来た時に自分のまいたタネだとはなかなか思えないんですよね。
理不尽に怒られたときの受け止め方
上記のことを踏まえたうえで、理不尽に怒られたときにどのような受け止め方をすればよいのでしょうか。
ここでは3つ紹介したいと思います。
➀自分の間違いは受け入れられないもの
いい結果が来たときには自分が頑張ったからだと思えます。
しかし、何か悪いことが自分に降りかかったときにはそうは思えません。
周りの人のせいにしたり、環境のせいにしたりすることが多々あるでしょう。
それは何も理不尽に怒ってきたその人だけのことではないのです。
すべての人には自分をよく見たいという心があります。
これを慢(まん)と言われ、うぬぼれ心とも言われます。
ですから、自分の失敗は認められないものであり、どんなに苦しい理論でも自分を正当化しようとしてしまうのです。
反面教師にするとともに、自分にもそんな心がないか振り返ってみるのもいいかもしれません。
➁タイミングが悪かっただけ
怒られたとなると、自分の落ち度を責められているようにも思い、反論したくなります。
しかし、相手の言い分が理不尽だと感じるならば、その人は自分を正当化することが目的なだけとも考えられます。
相手が失敗するときに居合わせてしまったがために、怒りの標的となってしまったのです。
もしも自分ではなく他の人がそばにいたら、その人が怒られていたかもしれません。
落ち度を責めるのが本当の目的ではないので、反論するだけ無駄だということになるでしょう。
タイミングが悪かっただけと思えば、少しは気がまぎれるのではないでしょうか。
③怒ると自分に返ってくる
仏教では、怒りは欲やねたみの心と合わせて、三毒の煩悩の一つと教えられます。
「毒」と言われるのは、他人も自分も苦しめる恐ろしい心だからです。
すべてのことは自業自得ということは、怒りの心をおこせば、それは必ず自分に悪い結果として返ってくるということです。
怒ったという結果は、その人自身が受けていかなければならないもの。
相手につられて怒っていたら、自分が損をするだけです。
怒りに怒りで返すよりも、虫の居所が悪かったんだろうと割り切って流してしまった方が、自分のためではないでしょうか。
まとめ
理不尽に怒られたとき、モヤモヤする心が起きてきます。
それは相手の自業自得なのに、と思う心があるからでしょう。
理不尽な怒りを受けたときは、次の3つのことを思い出してみてください。
➀自分の間違いは受け入れられないもの
➁タイミングが悪かっただけ
③怒ると自分に返ってくる
少しでも心を落ち着けて、穏やかな日々を過ごしたいですね。
わか
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