理不尽なことで怒られたとき、どう受け止める?気持ちを切り替える3つの考え方
いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
友人の職場に、理不尽なことで怒る先輩がいるそうです。
先日、ミーティングのあとに「片づけはいいから、早く書類作って」と言われ、友人は書類作成をしていました。
すると、後になって「何で片づけてないの?」と怒られたのだとか。
友人は、「片づけはいいからと言ったのはそっちなのに…」と、モヤモヤしたと言っていました。
それはモヤモヤするのも無理はないと思いました。
理不尽なことで怒られる経験をした人は少なくないかもしれません。
今回は、理不尽なことで怒られたときにどのように受け止めたらいいかを考えてみます。
目次
「理不尽なことで怒られた」と感じる時
私たちが「理不尽に怒られた」と感じるのはどんなときでしょうか?
自分に非はないはずなのに、一方的に責められたときなどではないでしょうか。
冒頭の例でも、「片づけはいいから」と言ったのはむこうなのに、いかにもこちらが悪いような言い方をされていました。
そんな時には、自分が悪いわけではないのに、とモヤモヤしてしまいます。
理不尽に怒られるときは、相手の理論がめちゃくちゃな時も多いので、なおさら納得いかないでしょう。
しかし、そこで反論すると相手はより腹を立てるので、何も言い返せないのです。
気持ちを切り替える3つの考え方
理不尽なことで怒られ、モヤモヤしたままなのは気分がよくありません。
気持ちを切り替えるにはどうしたらよいでしょうか。
ここでは、3つの考え方を紹介したいと思います。
➀自分を振り返るきっかけができた
どんな事故でも、責任の割合が10対0ということはほとんどありません。
お互いに、何かしらの原因を持っているものです。
仏教では、いいことも悪いことも、自分に起きる結果のすべては自業自得と教えられます。
相手が理不尽なことを言ってきているとはいっても、自分にも省みるべきところはあるはずなのです。
冒頭の例で考えると、先輩が「片づけはいいから」と言ったのは、「片づけは後でいいから」という意味だったのかもしれません。
言葉を省略して伝えるほうにも責任はありますが、意味を確認しておけば怒られずに済んだ可能性もあります。
理不尽な相手に腹を立てても、自分が嫌な気分になるだけです。
自分の行いを振り返るきっかけになったと考えたほうが、気持ちは切り替えやすいかもしれません。
➁さまざまな価値観の人がいる
理不尽なことで怒られたときに釈然としないのは、怒られる理由がないと感じるからです。
しかし一方で、怒っている相手は「自分は正当な理由で怒っている」と思っているはずです。
世の中にはさまざまな価値観の人がいます。
価値観とは、生きている中で様々な経験を積み重ねて形成されるものでしょう。
自分とは全く異なる人生を経験をしてきた人であれば、それだけ価値観も異なります。
ですから、自分には到底理解できないような考え方をする人がいてもおかしくありません。
自分とは全く違う世界で生きている人なのだ、と思えば、少しだけ見方が変わるのではないでしょうか。
③反論する時間がもったいない
理不尽に怒られたとなれば、反論したくなるのは当然でしょう。
自分が悪いと思われたままなのは納得がいかないからです。
ところが、➁で書いたように、そもそも相手は自分の言っていることが正しいと思っています。
そうなれば、こちらの意見には全く聞く耳を持ってくれないかもしれません。
議論はどこまでも平行線をたどるでしょう。
私たちの人生は長いようで実は短いものだと言われます。
意地になって貴重な時間を無駄にしては、もったいないのではないでしょうか。
反論することに時間を費やすよりも、その時間や労力を仕事や人間関係の構築に使いましょう。
一生懸命やっている姿を見れば、周りの人はおのずと理解してくれるはずです。
まとめ
理不尽なことで怒られたとき、「自分は悪くないのに…」と、もやもやした気持ちになります。
気持ちを切り替えるために、次の3つの考え方をしてみてはいかがでしょうか。
・自分を振り返るきっかけができた
・さまざまな価値観の人がいる
・反論する時間がもったいない
どんなことも、考え方ひとつで自分を向上させるきっかけになるはずです。
わか
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