期待に応える為だけに頑張っていませんか?前向きになる努力の仕方
こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。
「期待に応えたいと、ついつい無理をしてしまう」
「頑張っているのに、頑張れば頑張るほど精神的に苦しくなってくる」
こんな経験はないでしょうか。
頑張ることは大事なことなはずなのに、だんだんと追い詰められて結果的に苦しくなってくる。
こんな場合には、努力の前提を見直した方が良いかもしれません。
目次
他人の期待に応えるためだけに努力すると…
子どもの頃に見ていたアニメの主題歌に考えさせられたことがあります。
誰かの期待にずっと応え
誉められるのが好きなのですか
なりたい自分を摺(す)り替えても
笑顔はいつでも素敵ですか
(little by little「悲しみをやさしさに」)
歌詞のなかでは、本来の自分を押し殺してまで、他者から評価されようと期待に応えつづけている姿が描かれています。
他人からの評価を努力の目的にすると、なぜしんどくなるのでしょうか?
それは、他人の評価は相手の都合によってコロコロ変わるからです。
これを一休は次のように歌っています。
今日褒めて 明日悪く言う 人の口 泣くも笑うも うその世の中
仕事でも上司から何かを依頼されたときに、期待以上の結果を出せば、上司は満足し評価が上がるでしょう。
つねに期待以上の結果を出そうと努力する人は、あの人に頼めば結果を出してくれると期待が高まります。
その期待に応えると、次はこれをして欲しい、あれもして欲しいと更なる期待が寄せられます。
部署の成績は上がり、上司はその上の上司からの評価も上がるので、結果を出してくれる人に色んなことを任せたいと思うようになります。
これを繰り返していくうちに、まるで自分は上司の成績のためだけに動いているようにさえ感じられて、自分は何のために頑張っているのか分からなくなってくるのです。
さらには、常に期待以上の結果を出せる保証はありません。
他人からの評価を目的に動くと、結果が出せなかったときに評価が落ちてしまうのではないかとビクビクしてしまいます。
不安定な他人からの評価を気にしては、心が休まりません。
他人の評価を過剰に気にしてしまう原因
私たちは周りとの人間関係のなかで生活していますから、他人からの評価に無頓着であっては摩擦が生じてしまいます。
また、他人から評価されるほどの努力をしていること自体は素晴らしいことです。
しかし、過剰なまでに他人の評価を気にして、相手の顔色に一喜一憂していては、心が休まりません。
他人の評価を過剰に気にしてしまう原因は、そのままの自分では価値がないと思っているからではないでしょうか。
自分という存在そのものに価値を感じられないので、他人から認められることで価値を見出したくなるのです。
前向きに努力するために大事な2つのこと
1双方の目的の合致点を見つける
健全な努力を続けるには、相手も自分も満足させることが大切です。
相手が望んでいること、そして自分が目指したいもの。
これらの重なる範囲を見つけることが大事だと思います。
仕事でいえば、上司の望みは部署の成績を達成すること。
自分の目的でいえば、キャリアを築く、収入を増やす、自己成長、仕事を通して社会に貢献すること、などが挙げられます。
仕事をする目的がハッキリすればするほど、上司の評価に一喜一憂せずに、仕事に励むことができます。
「上司や周囲の顔色だけを気にして仕事をしている」という場合には、自分が仕事をする目的をじっくり考えてみることが大事になると思います。
たとえば、自分が携わっている仕事が、お客さまや社会にどのような貢献をしているのか、そこを振り返ると仕事の意味が明確になりやる気が出てきます。
2自己肯定感を知り、高めていく
自己肯定感とは「自分は大切な存在だ」と自己を受け入れられる心の状態のことです。
自己肯定感が低い人は、他人からの評価によって自分の価値が左右されると思っているので、失敗すると自分の価値が下がったと思います。
失敗に目を向ければ向けるほど「やっぱり自分には能力がない。こんな自分は価値が無いんだ・・・」と落ち込んでしまいますから、失敗に真正面から向きあうのが億劫になります。
しかし、失敗の原因を見つめて改善策を打たないと、また同じ失敗を繰り返すことにもつながります。同じ失敗を繰り返し、さらに自己評価が下がるという負のスパイラルに陥ることにもなりかねません。
一方で、自己肯定感が高い人は、失敗しても、自分の価値が下がったとは思いません。
自分の能力や容姿などとは無関係に、自分の存在自体に価値を感じているからです。
だから、自己肯定感が高い人は、失敗と向き合うことができます。失敗した原因を見つめて、改善していけば、二度と同じ失敗は繰り返さなくなります。こうして、失敗からも学び取ることができるようになります。
では、自己肯定感を高めるには、どうしたら良いのでしょうか?
その第一歩として、自己肯定感の本当の意味を知ることが大切ですので、関連する記事をご紹介します。
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九条えみ

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