上手な時間の使い方がわからない…|時間の無駄かどうかは人生を考えたときに決まる


いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

最近の外出自粛の影響で、家にいる時間が長くなっています。
そんな中で、ある人が言っていました。

家にいると、どうしてもテレビをぼーっと見てしまいます。
もっと時間を有意義に使うためにも、勉強したり本を読んだ方がいいとは思うんですが…

家にいるとついついだらけてしまって、上手な時間の使い方ができていないのではないか。
もっとやるべきことがあるんじゃないかと罪悪感にかられることもあるでしょう。

今回は時間の使い方について考えてみたいと思います。

時間の無駄遣いに罪悪感

何も予定がない休日、本当なら普段できない部屋の片づけや掃除、勉強などをしたほうがいいのではないか。
そう思いながらも、重い腰があげられず、ダラダラ過ごしているうちにあっという間に夕方…。
そんな経験をしたことはないでしょうか。

テレビを見て、ゴロゴロしただけの一日だった。
そう思うと、時間を無駄遣いしてしまったように思えて、罪悪感にさいなまれるのです。

では、次の休日には有意義に時間を使えるかというと、そうではありません。
結局またゴロゴロして過ごすのを繰り返している人も多いのではないでしょうか。

することを決めていないから時間が上手に使えない

なぜ、時間を無駄遣いしてしまうのでしょうか。
それは、この時間を使って具体的に何をするかを決めていないからです。

本を読んだり、勉強したり、部屋を整理したりすることは、急ぐことではなくても、いずれ必ず自分の身を助けてくれます。
ですから、時間があるならぜひやったほうがよいことです。
しかし、人間誰しも楽がしたい、休んでいたいという睡眠欲があります。

気が向いたら、時間ができたらやろうという曖昧なことを考えていたら、睡眠欲に流されて、いつまでたっても実行に移せません。
今度の休みにはこれをしよう、あれをしようと決めて、実行しやすいようにしておくのが大事なのです。

テレビを見る時間は無駄なのか?

一般的に、テレビを見る時間、ダラダラする時間は無駄だと言われます。
果たして本当にそうでしょうか?

私は毎週ブログの記事を書いていますが、その中にはテレビから得ている話題もたくさんあります。
また、普段も、「そういえば昨日テレビでこんなこと言っていたよ」と、会話のネタになることもあります。
ですから、テレビを見ることも考え方次第では役に立つのです。

また、ダラダラする時間こそ無駄だという向きも当然あります。
ただ、休日にダラダラ過ごすからこそ、普段の仕事や勉強を頑張れるのだとしたら、それは必要なことでしょう。
休日に予定を詰め込んで疲れ果て、普段の仕事がままならないとしたら、それこそ本末転倒です。

テレビを見る時間も、ダラダラする時間も、一概に無駄とは言えないのではないでしょうか。

無駄かどうかは人生を考えたときに決まる

人によって、必要な時間は異なります。
受験や資格試験をひかえている人にとっては、勉強に使う時間が一番大事です。
ですから、テレビを見る暇があるなら勉強しろ!となるかもしれません。

当然ですが、人生の時間は限られています。
しかも、それがどれだけ残されているか、誰にもわかりません。

その中で「上手な時間の使い方をしたい」と思うのは当然のこと。
ところが、「上手な時間の使い方をしたい」と言っても、何が自分にとって必要なことなのかがハッキリしなければ、考えようがないのです。

まず、自分はこの先の人生をどう生きていきたいのか。
そもそも、自分はどこに向かって生きているのか。
後悔しない人生を送るには、何が必要なのか。
人生について真面目に考えてみるとき、よりよい時間の使い方も見えてくるのではないでしょうか。

まとめ

上手な時間の使い方がわからず、時間を無駄遣いしてしまった、という後悔は誰にでもあります。
そんなときは罪悪感にかられるものですよね。

しかし、ダラダラ過ごす時間も、テレビを見る時間も、一概に無駄とは言い切れません。
それは、人生において、何が必要なのかがハッキリすればわかることです。

まずは自分の人生についてじっくり考えてみるのはいかがでしょうか。

こちらの記事では、人生についてより深く考えるヒントが書かれています。
お釈迦様物語 余命○ヵ月と宣告された時、本当になすべきことは何かを考える

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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