「人生がうまくいかない」疲れ切った心を明るくするたった一つの質問
こんにちは。伝わる技術研究家のみさきです。
人生にはつらいこと、嫌なこと、面倒なことが同時に押し寄せてくることがあります。
たとえ激しい波でも、それが一方向からだけだったら、「この逆境も試練だ」「こんな時にどう乗り越えるか、試されているんだ」と、前向きに受け止めようと自分を鼓舞できても、人生にはあちこちから二つも三つも同時に波が押し寄せてくることがあります。
そうなると、がんばらなきゃと張り詰めていた心がポキンと折れてしまって、「もういいかな。こんな思いするくらいなら…」と思い詰めるようになるのです。
今回は人生がうまくいかず、心が疲れきった時の向き合い方を考えていきます。
人生は苦しみの絶えない海
ある40代の男性は職場のパワハラで心の病気にかかり、休職しました。
またあの職場に戻ろうという気持ちにはとうていなれなかった彼は、2年間の休職期間、この間は基本給の3分の2は支給されることになっているそうで、その間にインターネットで収益を得る方法を確立しようと取り組んでいました。
ところがまもなく2年になるのに、一向にインターネットでの収益のめどが立たない。
そして休職した最初は「あなたを支える」と宣言していた奥さんが最近になって離婚を切り出してきた、とのこと。
「心の病」という一方向からの波でさえ大変なのに、今度は違う方向から「経済的な不安」という波が押し寄せ、 さらにまた思いがけない方向から「離婚」という波が襲いかかる。
こうなると、がんばろうと気丈に振る舞っていた心が崩れてしまい、 「なんでこんな思いをしてまで生きなければならないんだろう….」 と根深い疑問が頭をよぎります。
本当の幸せは「なぜ生きる」と問うところから
好調なときに「自分はなぜ生きるのだろう」と、あえて疑問を持つことはありませんが、人生はいつまでも順境であり続けることはありません。
幸せが崩れ、苦しみに変化する時がいつか必ずあります。
就職難・人間関係・借金・病気・災害・老い・死別などの苦しみが2つ、3つと押し寄せてくる苦しみの人生を凝視し「なぜ生きる」と疑問を持つことは心の土台を育て、本当の幸せな人生を送るのに大切なことではないでしょうか。
あなたの悩みが少しでも軽くなり、心穏やかに過ごせますように。
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みさき
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