お互いに分かり合えないと感じた時はどうすべき?|距離をおく前に分かってあげよう
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
最初は意気投合して、一緒にいるのが楽しいから結婚した。
でも、一緒に暮らすうちにどんどん分かり合えないことが増えてきて、気持ちがすれ違うようになってしまった。
もしかしたらこの人とはもう分かり合えないのかもしれない。
そんな思いを感じて、心の距離は離れていくばかり。
こうなったらもう距離を置くしかないのでしょうか?
今回は、分かり合えないと感じた時にどうすればよいのかを考えてみたいと思います。
分かり合えると思ったからこそ辛い
世の中にはたくさんの人がいる中で、趣味や好きなものが合い、意気投合できる人との出会いは嬉しいものです。
そんな人が現れると、何でも分かってほしいし、また、分かってくれると思うものでしょう。
しかし、時間が経つにつれ相手のことがよく分かってきた時、合わない所も出てくるかもしれません。
最初から気が合わない人であれば、期待を持つ事はないのでしょう。
ところが、最初の出会いがよく、分かり合えると期待を持ってしまったらどうでしょうか。
期待した分、裏切られたようで余計に辛くなると思います。
本当は分かり合えない私たち
では、果たして分かり合えるのが本当なのでしょうか?
分かり合えないのが本当なのでしょうか?
仏教では、人はみな孤独であると教えられています。
もちろん、家族や友人など、一緒に過ごす人はいるでしょう。
仏教で言われるのは、そういった目に見える部分の孤独ではなく、心の孤独のことなのです。
それは、人は根本の部分では決して分かり合えないからです。
どんなに意気投合した人であっても、心の奥底まで分かり合うことはできないのが本当のところなのです。
距離をおく前に大事なこと
すれ違いが生じると、ケンカばかりで距離をおくしかないと思ってしまいます。
しかし、その前に自分の言動を振り返ってみることも大切なのではないでしょうか。
私たちはついつい、自分のことを分かってほしいと求めてしまいます。
しかし、求めるばかりで相手のことを分かってあげているかと考えるとなかなかできていないかもしれません。
お互いに分かり合えないのが当たり前ならば、どうしても歩み寄る必要があります。
その時に、相手から歩み寄ってきてくれるのを待つのではなく、まず自分から相手のことを分かってあげる努力をしてみるのはいかがでしょうか。
こちらからまず歩み寄ることで、自然とお互いの距離は近づくと思います。
まとめ
人間関係の中で、分かり合えないと感じてしまう瞬間は誰にでもあります。
しかし、人間はお互いに分かり合えないのが当たり前だと言われます。
大切なのは、歩み寄ってくれるのを待つのではなく、こちらから歩み寄る心がけです。
こちらから歩み寄ることが、分かり合う第一歩なのではないでしょうか。
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わか
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