心配性はどうすべき?心配になる理由と心配性を強みに変える方法
こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。
「将来のことをあれこれ心配し、気が重くなる」
そんな経験はありませんか?
心配性な人ほど、将来を悲観的に考えてしまいやすく、疲弊していってしまう傾向にあるようです。
心配が増幅する理由
心配が起きるときは、たいてい「変化」が起きるときです。
なぜ、変化が起きると心配になるのか。
それは「今までの慣習が通用しなくなるから」でしょう。
今までの仕組み・システムで問題なく回っていたことが、急に合わなくなってくる。
そうなると、システムならばエラーが起きる。
人間なら「うまくいかない」ことでミスが多くなる。
ミスが多くなると、その対応・問題解決に追われる。
「1」のミスに対応するとなると、そこにかかる労力は単純に「1」とは言えません。
迷惑をかけた人へのお詫び
ミスが起きた原因を究明
再発防止のための対策
通常の業務に加え、ミスの対応にも追われるので、時間・体力・気力が削がれることになります。
本来やるべき業務が停滞し、問題の後処理が増加することになります。
それを想像して心配してしまうのです。
なぜ心配になるのか?
心配性の人は「何を」心配しているのか。
それは「将来」です。
今までの経験や、社会での出来事などを踏まえて、将来を予測しているから「何か対応を考えなければ!」と思考がぐるぐる回る。
大きな変化が起きるとは、すなわち「今までのやり方では通用しなくなる」ということです。
価値を生み出すどころか、反対に価値を生み出さないだけでなく失敗ばかりが増えて、人が疲弊し組織が疲弊していきます。
誰かが労力をかけて、問題解決に取り組まなければ、暗い未来が待っているだけ。
そこに早く気付く人ほど、変化に対応しようと、将来に備えるのです。
心配性を強みに変える
心配性だと、将来を悲観的に考えてしまいやすくなります。
行き過ぎると神経が高ぶって不眠症や不安症に悩まされることもあります。
どうして心配するのかといえば、最悪の事態を予想していれば、実際にはそれほどではなかったときに落ち込まなくて済むからとも聞きます。
将来を予測し、備えるのは大事なことです。
しかし、心配ばかりが増幅し、「どうせ何やってもダメだ」「どうせ上手くいきっこない」と最初から投げ出してしまえば、本当に悲観的な未来が待っているだけです。
心配性を強みに変える方法とは「考えで止まらずに、実行する」です。
心配ならば私たちは行動を起こすべきであって、 憂鬱になるべきではない。(カレン・ホーナイ:精神分析医)
未来を少しでも良い方向に変えたいのなら「行動」すべきなのです。
やってみて失敗しても大丈夫。
失敗はうまくいかない方法を教えてくれる貴重な資産です。
心配して、しっかり準備すれば、おのずと道は開けてくると信じて、行動に移したいものです。
九条えみ
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