「6秒の奇跡」でセルフイメージが高まり自信をもって生きられます

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現代にわかりやすく仏教を伝える研究家、あさだです。

会社や家庭で、誰かから、嫌なことを言われて、ついムッとしてしまう。
上司や家族から、激しく怒られて傷つき、落ち込んでしまう。
誰しも、そんな経験はあると思います。
そんな時、つい顔に出してしまうと、周囲の雰囲気が悪くなります。
それどころか、相手に対して、激しい感情で言い浴びせてしまっては、人間関係を悪くしてしまいます。
そうならない為には、一体、どうすればよいのでしょうか。
今回は「6秒の奇跡」と呼ばれる方法を、紹介したいと思います。

「6秒の奇跡」とは

「6秒の奇跡」とは、会社の上司や家族から、激しく叱られたり、怒りの感情をぶつけられたりした時、「いま、『なんでこんなに叱られないといけないのかな』と思っているな」と、自分を客観的な視点で見て、6秒間、呼吸を整えて、心を見つめることを言います。

昔から「腹が立った時には、3つ数えろ」と言われますが、しばらく時間を置くことは共通しています。
それに加えて、自分を客観的に見て、呼吸を整えていきます。
そうすると、より、負の感情が落ち着きやすくなり、感情のままに、言動をとってしまうことが少なくなります。
負の感情の虜になってしまうと「怒りは無謀に始まり後悔に終わるものだ」を実地に体験することになってしまいます。

自分を冷静に観察する

かつて、プロ野球選手のイチローは、大変緊張する打席の時に、自分の頭の中で野球解説をすると言っていました。
そうすると、だんだん緊張がほどけて、いつものパフォーマンスを発揮できるそうです。
自分を冷静に観察する練習を続けていくと、それが習慣化され、感情の起伏が起きても、自分でコントロールしやすくなります。

感情の起伏を観察できるようになると、そのきっかけとなった周囲の人の言動も、客観的にとらえられるようになります。
「あれは一時の感情で言ったことだろう」
「あの立場だったら、ついつい言ってしまうだろうな」

室町時代の禅僧・一休も
「今日ほめて 明日悪く言う 人の口 泣くも笑うも ウソの世の中」
と言っているように、人の言うこと、評価は、深い思索から出たものでも、徹底的な事実調査によって行われているものでもないことがわかってきます。

セルフイメージが高まる

周囲の評価に振り回されることがなくなりますと、欠点のある自分、失敗もしてしまう自分であるけど、それが私なんだと受け入れることができるようになります。

そのようになれば、家族、友達、職場の上司や同僚など、今までお世話になった人に対して、感謝の心が起きてきます。
この感謝の心が、セルフイメージ(想像している自分)を高める一番の効果的な方法です。
セルフイメージが高まると、不安なく、自信をもって生きていくことができます。

小さな成功体験を積み重ねる

今の自分をなかなか受け入れることができない方には、小さな成功体験を積み重ねることが大事になってきます。
それまで自分に自信が持てなかった人も、自分もやればできるんだと心の向きが変わってきます。
決して、他の人と比べる必要はありません。
「家族に笑顔で挨拶ができた」
「職場の同僚に喜んでもらえた」
「お客様に喜んでいただけた」
「職場の傘立ての傘を整理した」
「家の玄関の靴をそろえた」
「トイレのスリッパをきれいにそろえた」
「道に落ちていたゴミを拾った」
このような小さな親切を、自分で認識することで、自分は、いいことをやっているんだと、だんだんセルフイメージは高まっていくことでしょう。

まとめ

「6秒の奇跡」を習慣化させることにより、負の感情が起きた時、人間関係のトラブルを回避するだけでなく、今の自分を受け入れて、感謝の心が起きてくると、セルフイメージが高まります。
なかなか受け入れない時は、小さな成功体験を積み重ねて、自分で認識しましょう。
セルフイメージが高まって、不安なく、自信をもって生きていくことができます。


仏教は法鏡といわれます。
法鏡とは、法とは真実で、真実の自己をうつす鏡ということです。
仏教を学ぶと、本当の自分と向き合うことができるようになります。

→ 蓮如上人と一休和尚のとんち比べ|ありのままに見るとは|本当の私とは

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あさだ よしあき

ブログのお手伝いをしています「あさだ よしあき」です。 テニスとスタバで読書をこよなく愛しています。 将棋の羽生さんに、パッと見、似ているかもしれません。 事務を効率的にスムーズにできるようになりたい、もっと時間をうまく使えるようになりたい、続けるのが苦手から変わりたい、もっと効率よく勉強できるようになりたい、うまく任せられる「任せる力」を身につけたい そんな方の悩みを聞いて、夢を実現するお手伝いをしてきました。この経験を活かして、情報を発信していきたいと思います。
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