誰もが知っている?「自分は才能がないな…」と思う心に打ち克つポイント
こんにちは。“伝わる”技術研究家のみさきです。
ブログを書き始めて2ヶ月が経ちました。
書き続けてみて思ったことを、今回は書いてみようと思います。
新たなことを始めた時
新たなことを始める時は、新鮮さ、ワクワク感があります。
ところがスタートを切ってしばらくすると、こんな自分と対面するものです。
- 慣れないので時間や労力がかかり、疲れる
- 気が散漫し後回しにし、ネットサーフィンを始めたり、近くにある本を読み始める
- 「本当に私はこれをやる必要があるのだろうか…」と頭によぎる
私もブログを書き始めて、最初の4、5本は「今回はこんなことを書いてみよう」と意気込み、関連する本を読んだりネットを調べたりと、意欲的に書いていました。
ところが10本目になると、文章の流れが上手く作れなかったり、自分で読み返してみて、「分かりにくいなぁ」と手が進まなくなりました。
新たなスキルを身に付けるまでに大切な心とは?
プロと呼べるレベルに達する人とそうでない人との違いは、この壁を乗り越えて継続していくかどうかがまず大きいのでしょうね。
「継続は力なり」とはよく言われますが、身につくまで続けるのは難しいなぁと、最近感じます。
だから、プロと呼ばれる人は少ないのでしょう。
そういえば運転でも、免許を取りたてのときは歩きなれている道を運転するのにもとても緊張したものです。
スーパーの混んでいる駐車場に停めるのも、バックをするのにも一苦労です。
高速道路を運転した時には、緊張で身体が硬くなっていました。
ところが数カ月運転を続けると感覚をつかみ始め、心のゆとりが出てきます。
1年経つとどうでしょう。
緊張することもなく考えなくても、スーパーの駐車場に停めることが簡単にできるようになっています。
運転の場合は、短時間で比較的身に付けやすい方だと思うのですが、文章を書く方はどうなのでしょうね。
目標が高くなればなるほど、身につくのも大変になってくるのですから、覚悟してはいるものの、何しろ時間も気力も要ります。
「1万時間の法則」と言って、「何事も熟達には、1万時間必要だ」と聞いたことがあります。
「自分のような者は駄目だ」と弱い心に埋め尽くされて立ち止まっていては残念です。
立ち止まっていては残念なので、才能のことはあまり考えずにまず続けてみようと思います。
先人からのアドバイス
室町時代の高僧、蓮如上人(れんにょしょうにん)がこう言われています。
至りて堅きは石なり、至りて軟らかなるは水なり、水よく石を穿(うが)つ。
「心源(しんげん)もし徹しなば、菩提の覚道(かくどう)、何事か成ぜざらん」
といえる古き詞(ことば)あり。
(石はとても硬いものであり、水はとても軟らかいものである。
軟らかい水でも、ポタポタと硬い石に落ち続ければ、その硬い石に穴が開くことがあるのだ。
「初志貫徹すれば、何事も成就しないものはない」と昔から言われている。)
弱い自分だからこそ、「ここは踏ん張り時」「人より時間をかけて努力してみよう」という心の向きが大切なのです。
13年間、朝日新聞の『天声人語』の執筆されていた辰野和男さんが「書けない、上手くいかない」という悩みから逃げ出さず、ずっと続けることの大切さをこんな風に言っていて、励みになると思い、メモをしました。
胸に溜まっている混沌(こんとん)としたものが、次第にある形を整えてくる。
思いが整い、言葉が整ってくる過程が大事です。
「継続は力なり」で頑張りたいと思います。
まとめ
目標が高くなるほど、「継続は力なり」の心がけ、実践が大切です。
継続するために、先人からの励ましの言葉を集めたり、生活の時間に組み込んで習慣化するなどの工夫をして、目標を達成させていきたいですね!
継続力を身に付けるための具体的な実践法については、こちらの記事がお勧めです。
→三日坊主の自分とさよならする(解決編)|克服する3つの方法
みさき
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