SNS疲れの原因と解消法|心が楽になる名言でSNS疲れを解消

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こんにちは。人間関係向上アドバイザーの九条えみです。

「疲れた~」って私は結構言っちゃうんですが、それも捉え方次第なのかな、と思うこの頃。

なんで疲れるのか、どうしたら良いのかを知れば案外大した問題じゃないんですよね(^_^;)

さてさて、今回のテーマは「SNS疲れ」です。

 SNS疲れとは

スマートフォンの普及によりソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)の利用者数も増加しました。

LINE、Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSは広く利用され、投稿の反応が即座に返ってきて、「いいね」で評価される時代です。

とはいえ、SNSの登場でコミュニケーションのハードルがぐっと下がりました。

Facebookを使えば日本にいながら海外の人とやり取りができますし、LINEの無料通話を使えばタダで話すことができます。

村に電話機が1台あれば良い方だといわれた時代に比べると、たしかに便利になりました。

その一方でSNS疲れを起こしている人もあるようです。

SNS疲れの症状

・「いいね」の数が気になる
・既読スルー、未読スルーをされると不安になる

SNS疲れを起こす人の心理とは

「いいね」の数が気になる

「いいね」の数が多いと自己承認欲求が満たされ嬉しくなりますが、逆に少なかったり無反応だったりすると評価されなかったと感じ落ち込みます。

「SNS映えするから」という理由で、女子高生の間では浴衣を着て東京の雷門前で写真を撮りInstagram(写真投稿をメインとしたSNS)に投稿することが流行っているそうです。観光して感動することが目的じゃなく、「いいね」の数が目的になるほど気にしていたら疲れてしまうのもわかります。

既読スルー、未読スルーをされると不安になる

LINEを送っても返信がないことを既読スル―、未読スルーと言いますが、なかにはスル―されることに過敏な反応を示す人もあるようです。

特に構ってほしい人から返信がぱったり途絶えると「嫌われたんじゃないか」「前に送ったこの言葉が気分を害したのかな」と不安や心配で埋め尽くされるんだそうです。実際に会うと今まで通りに話しかけてもらえ「安心した」なんて声も。

SNS疲れの原因

こうして見ていくと、SNS疲れは「嫌われたくない、悪口言われたくない、面白い人だと思われたい、人気者だと思われたい」という心が起こしています。こういう心を仏教では名誉欲と言います。

悪口言われるとしょんぼりし、小さな子供に褒められてさえ舞い上がる。

他人の評価をついつい気にしてしまう私たちは名誉欲に振り回されていると言っていいでしょう。

しかし、他人の評価といっても私を正しく評価できるのでしょうか。

正も邪も 勝手に決める わが都合」という歌がありますが、誰しもがその時々の都合で良い人だと褒めたり、悪い人だとけなしているのではないでしょうか。

SNS疲れ解消に効く名言

ここで、SNS疲れが解消し心が楽になる名言をご紹介しましょう。

過去にも、今にも、未来にも

皆にて謗る人もなく

皆にて褒むる人もなし (ブッダ)

非道のかぎりをつくしているような人でも、誰も真似できないことをしてカッコいいと憧れる人はあるでしょうし、誰からも尊敬され人格者と言われる立派な人であっても、その名声を妬ましく思う人はいるでしょう。

他人から悪く思われようと、良く思われようと、それは他人の都合次第

自分自身の価値が変わるわけではありません

ブッダはすべての人が平等に尊い命を持っているのだと教えられたのです。

かといって、他人からどう思われようとも全く気にしなくてよい、ということではありません。

他人に迷惑をかける行為は慎み、親切な言動に心掛けることでお互いに気持ち良く社会生活を送ることができます。

まとめ

SNS疲れを起こしている人は、「名誉欲に自分も他人も迷惑しているんだなぁ。他人の評価は他人の都合。自分では変えられないし、気にしすぎても仕方がないや!」と思ってみてはどうでしょうか(^^)?

私もSNSでのコミュニケーションは大変だなぁと思うことがありましたが、他人は他人、自分は自分と思えるようになってきました(笑)

SNSを上手くつかいこなして、有意義な情報をやり取りしていきたいものですね。

SNS疲れは「相手の目を気にしすぎて、合わせてしまう」ことが原因になっています。

適切な境界線を知ればSNS疲れも解消します。

↓↓↓

どこまで相手に合わせる?|人間関係に疲れた人が考えるべき境界線

SNS疲れは「好かれたい」気持ちが原因ですが、以下もおすすめです。

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人間関係に疲れたと悩まないで|みんなに好かれる人にはなれないから

「LINEに疲れた」という方はこちらもオススメです。

「LINEが疲れる」という方へ|LINE疲れがスッーと軽くなる発想法

LINEは疲れると感じている人へ|人間関係を潤滑にする気遣いとは

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九条えみ

チューリップ企画では、お客様サポートおよびウェブでの情報発信を担当しています。仏教を学んで約10年。仏教の視点からお悩み解消のヒントをご紹介できればと思います。
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