気が合わない人との接し方|「しばらくの縁」と思えば気が楽になる
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
友人の職場に気の合わない人がいるそうです。
なんだかんだと一緒に仕事をする機会も多く、そのたびにイライラしていると言っていました。
気の合わない人とどう接するように心がければいいのでしょうか?
好き嫌いは理屈ではない
誰にでも、気の合わない人が一人や二人いるでしょう。
「あの人の性格が嫌だ」「いつも余計なことばかりする」「言い方が気に食わない」。
嫌なところはたくさん出てきても、良い点はなかなか見えてこないかもしれません。
好きとか嫌いといった感情は、理屈ではないことが多いです。
嫌いな相手を好きになれというのも難しいですし、相手に性格を変えてもらうこともできません。
ですから、気が合わないのは仕方のないことです。
ただ、気が合わないからといって協力しなければ、仕事はうまく回っていかないでしょう。
忍耐するのはお互いさま
私たちが気の合わない人とでも協力しなければならないのは、同じ目標を共有する仲間だからです。
それがなければ、別にわざわざ接することもありません。
特に仕事は、決して一人ではできませんから、好き嫌いの感情を出していては回っていかないでしょう。
私も相手の様々な部分に目をつぶっているでしょうが、同じように相手も忍耐してくれているところがあるはずです。
「仕事を回していくために、忍耐するのはお互いさま」と思えば、少しは気がまぎれるかもしれません。
どんな人とも「しばらくの縁」
気の合わない人、いやな人とずっと接していかなければならないと思うと、心が暗くなります。
しかし、そんなことはないのです。
この世は皆、しばらくの縁である。
しばらくの間、夫であり妻であり、子供であり親なのである。
そうと知れば、一瞬一瞬のご縁を大切にせずにおれなくなる。
(『光に向かって123のこころのタネ』より)
仏教には、諸行無常(しょぎょうむじょう)や会者定離(えしゃじょうり)という言葉があります。
諸行無常とは、すべてのものは続かないという意味です。
会者定離とは、出会ったものは必ず離れていかなければならない時が来るということです。
仲のいい人とも、気の合わない人とも、必ず別れの時が来ます。
「しばらくの縁」と思えば、許せないと思っていたことも許せるようになり、少し気が楽になるのではないでしょうか。
まとめ
誰にでも気の合わない人というのはいるものです。
しかし、職場の人と気が合わないからといって協力しなければ、仕事は回っていきません。
私も忍耐しているけれど、同じように相手も忍耐してくれているのです。
そう思えばお互いさまといえるでしょう。
また、私たちはどんな人とも必ず別れがやってきます。
それまでしばらくの縁だと思えば、気の合わない人とでも割り切って接していけるのではないでしょうか。
わか
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