軽はずみに何でも喋るのはNG|口が軽い人は信用を失う
会社や集団に所属している人は組織のなかで生きています。
一人一人考え方も置かれている状況も違いますから、何かと問題も起きるものです。
問題が起きた時に情報を共有し、適切に対処できる組織はどんどん発展していくでしょう。
問題が起きても、小さいうちに対処できれば、被害は小さくて済みますし、今後の対策も取れます。
逆に、問題が起きても情報が共有されず、問題を放置して、取り返しのつかない事態を引き起こすこともあります。
この違いの本質を考えてみると「情報共有」が大きなカギを握っています。
たとえば病気になったとか、職を失ったとか、マイナスな出来事を誰かに共有するのは勇気が要るものです。
情報共有できるかどうかは、信頼できるかどうかの違いでしょう。
「この人なら言っても他言しないだろう」
「変な噂にならないだろう」
と思えばこそ、自分のマイナスポイントを打ち明けようという気にもなるものです。
しかし、軽はずみに人の噂話をしてしまったらどうなるでしょう。
伝えてない人にもどんどん噂が広がり、「あれ、大変だったね?その後どうなったの?」など、自分の口から言っていない人から声をかけられたら、心外ですよね。
「この人にしか言ってないのに、こんなに噂が広がっている。もうこの人には絶対に言わないでおこう。信用できない」と心を閉ざされてしまうかもしれません。
そのとき大事なことは「守秘義務を守ること」です。
秘密を守ることは信用に直結するからでしょう。
そのような人は個人的なことから、会社の数字まで、自分の立場上知りえた情報を、部外者に勝手に口外する危うさを知っているのでしょう。
情報共有は問題を未然に防ぎ、また発展していく上で必要なことです。
その情報共有が活発にできるかどうかは、その人が信用できるかどうかで判断されます。
信用できる人は秘密を守る人です。
軽はずみに何でも喋らないよう気をつけていきたいものです。
九条えみ
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