人間関係がギクシャクするのはなぜ?相手を理解するときに欠かせない視点
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
私たちは一生の中で出会いと別れを繰り返して生きています。
たくさんの人と接点ができる中で、自分と気が合う人というのは、ほんの一握りかもしれません。
人間関係は難しいので、どうしてもギクシャクしてしまうことはあるもの。
しかし、自分の視点を変えれば、相手を理解することもできるはずです。
今回は、相手を遠ざける前に自分自身が心掛けるべき点について書いてみたいと思います。
「価値観」というフィルター
私たちには、一人一人に価値観があります。
価値観は、さまざまなものを見たり聞いたり、経験したところから作り上げられたものです。
すべての人は、その価値観というフィルターを通して、あらゆる物事を見ているのではないでしょうか。
必ず自分のフィルターを通るということは、自分の価値観を抜きにして物事を判断できないということです。
目玉焼きに塩をかける家庭で育った人には、塩で食べるのが当然という価値観があります。
そんな人からすると、ソースをかける人が理解できないかもしれません。
「あの人は変わった人だなあ」と、塩をかけることが常識のように思っていますが、それはあくまでも自分の価値観に照らし合わせての「常識」なのです。
相手にも「価値観」がある
自分に価値観があるように、相手にも価値観があります。
価値観は自分の見聞きしたことや経験から作られていくものです。
ですから、価値観が似ている人はあっても、まったく同じ人はいないでしょう。
そう考えれば、お互いに意見が合わないのは当然です。
それを無理やり自分の価値観に合わせようとすると、人間関係がギクシャクしてくるのです。
まず、人にはそれぞれの価値観があることを理解しておくのは、とても大切なことだと思います。
「背景」を考えると優しくなれる
私たちは、基本的に自分の価値観を通してしか物を見ることができません。
すべては自分の価値観に合うか合わないかで判断してしまうものでしょう。
そうすると、相手の言動が理解できないことがしばしばでてきます。
ところが、私にとっては理解できないようなことも、相手にとってはそれが常識なのです。
もしも、相手が自分の価値観とは異なる言動をとった時は、どうするべきでしょうか。
責めたりイライラする前に、まず相手の「背景」を考えてみていただきたいのです。
相手がその価値観を持つまでには、さまざまな要因があったはず。
そのことを想像することが、相手を理解する第一歩になるのではないでしょうか。
まとめ
さまざまな人と接していると、相手の言動が理解できずに戸惑うことがあります。
結果、イライラしたり相手を責めたりして、関係がギクシャクしてしまうこともあるのではないでしょうか。
私たちには一人一人違う価値観を持っています。
その価値観を抜きにして物事を見ることはできませんが、価値観の違いを理解するだけでも、相手への目線は変わってくるはずです。
なぜ、相手はそのような言動をとるのか、まずは背景を想像するところから始めてみてはいかがでしょうか。
わか
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