「嫌われている」というのは思い込みかも?人間関係は長い目で見ることが大事
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
職場や習い事、サークル、地域のコミュニティなど、人と関わる場面はたくさんあります。
その中には「気が合わなそう」と思えるような人もいるのではないでしょうか。
他の人には優しいのに、自分にはどこか冷たい。
いつも避けられている気がする。
会話の中に刺々しさを感じる。
そうすると「自分は嫌われているのかな」と思い、ますます距離ができてしまうでしょう。
ところが長く接していると、意外と話しやすかったり接しやすいことがわかることもあります。
今回は、「嫌われているかも」と思ったときに知っておいていただきたいことをご紹介します。
嫌われていると思い込む理由
「嫌われている」と思う時、確信を持っているかというと、そうでもないような気がします。
「なんとなく相手の雰囲気から自分は嫌われているような気がしている」のではないでしょうか。
確信は持てないけれど、確かめてみて本当に嫌われていたらショックです。
だったら、最初から離れていた方が傷つくリスクも減ります。
傷つかないために、第一印象で自分と気が合わなそうな人からは距離を置いておく。
その理由付けとして、「自分は嫌われている」と思う心理が働くのかもしれません。
第一印象=接しやすさ?
多くの場合、第一印象というのはその後の関係に大きく左右します。
印象がよければ関係を続けていこうと思いますし、逆に悪ければ二度と会いたくない、ということになるでしょう。
だからこそ、誰しも初対面の時は気を遣うのです。
しかし、みんながみんな初対面でいい印象を残せるかというと、そうではありません。
初対面の時に目も合わせず、そっけなかった人が実は人見知りだった、ということが何度もありました。
そういう人は、愛想よくしたくてもできない、というのが実際なのでしょう。
第一印象というのは重要ですが、それですべてが決まるわけでもないのです。
「嫌われている」というのも思い込みだった、ということが案外多いのかもしれません。
いつか分かり合える日が来るかも
上記のように相手が人見知りであった場合、接しているうちに印象が変わってくるはずです。
最初は「気難しそうな人だな」と思っていても、「案外話しやすいな」となるかもしれません。
また、例えば本当に気難しい人であり、気が合わないように思えても、「絶対に分かり合えない」とは言い切れないでしょう。
その時は気が合わなくても、後々考え方が変わることがあるからです。
仏教では「諸行無常」と教えられます。
「諸行」とはすべてのもの、「無常」とは常がなく続かないということです。
心や周りの環境、立場。
相手も私も、絶えず変わり続けていますから、いつの日にか意気投合することもあり得るでしょう。
まとめ
接しているときの様子から、「自分は嫌われているのではないか」と思うことは誰にでもあります。
そういう時は、あえて相手から距離をとったりするものでしょう。
しかし、接しているうちに実はいい人だった、話しやすい人だったとわかる場合もあるでしょう。
また、本当に気が合わないときでも、状況や立場の変化で印象は変わっていきます。
相手も私も日々変化していますから、長い目で見ると、結果的にいい関係が築けるかもしれません。
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