好感度は回復できる!職場で「嫌われた」と思った時の対処法
こんにちは。みさきです。
先日、半年ぶりに友人に再会しました。
最近、職場を異動したばかりで、先輩に色々教わっているそうですが、態度が冷たく嫌われている気がすると悩んでいました。
目次
そもそも、本当に嫌われていますか
コミュニケーションには【解釈】と【観察】があります。
【解釈】とは、私たちの思いや判断のこと。
「私は先輩から嫌われている」
「私の意見は聞いてくれないんだ」
「仕事ができないと思われてそう」
などの思いは、私たちの【解釈】です。
私たちは、得てして思い込みや先入観で相手を枠に当てはめてしまうことがよくあります。
相手をパッと見た思い込みで判断して【解釈】するのは、失敗の元です。
【観察】とは、相手の状況や言動、雰囲気をよく観ること。
「上司の対応が素っ気ない」
「私の話を途中でさえぎる」
「大事な仕事は自分でやろうとする」
これは【観察】した事実です。
しかしさらによく【観察】してみると、その上司は誰に対してでも素っ気ない対応で、誰の話でもさえぎり、自分だけに向けられたものではなかったということがあるものです。
よくよく【観察】してみないと、嫌われているかどうかはわかりません。
まずは相手をよくよく【観察】してみることが大事です。
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職場で「嫌われた」と思った時の対処法
①嫌われたのは「仕方がない」と割り切ってみる
では相手を相当観察した結果、本当に嫌われているケースがあったらどうしたらよいでしょうか。
しかしこれも「仕方ないこと」と割り切るのが大事な心得です。
どんな人にも好き嫌いがあり、職場でも、気が合う・気が合わない上司や部下があります。
好き嫌いの感情をむき出しにするのは良くないですが、感情がある以上、好き嫌いがあるのは仕方のないものです。
あなたにも好きな人、嫌いな人がいるように、相手にも好きな人もいれば嫌いな人もいます。あなたはその相手の嫌いな人になっただけです。
仏教では、好き嫌いは「縁」によると教えられています。
クラスメイトで、いつも仲の良かった友達や好きでたまらなかった人は「縁」のある人です。
小学校の同窓会に行って、自分の前に座った人が「この人誰だっけ?」、名前を聞いても「そんな人いたっけ?」と思い出せなかったことがありますよね。
こういう人は自分にとって「縁」の薄い人だったのです。
縁の深い人・縁の浅い人は必ずあります。
もちろん「自分のどこが悪かったのか」と反省することも大事ですが、自分に縁のない人なら仕方ないこと。
あまり悶々(もんもん)とストレスを抱え続けるのはよくないともいえます。
自分の長所を認めて、それを引き伸ばしてくれる人との「縁」を大切にしてみてはいかがでしょうか。
②相手にしてもらったことに目を向けてみる
「うるさい」「えらそうだ」「なんで私ばかり」と相手に対して腹が立つのは、私たちの思いや判断であり、その主観に振り回されてはいけませんよ、観察を重視しましょうと話をしました。
では特にどんなことを観察すればよいのでしょうか。
大事な心得は「相手にしてもらったことに目を向けてみる」ことです。
心が落ち着いている時でよいです。「嫌われてる」と思っている相手に、あえて「してもらったこと」を思い浮かべてみてください。
新たな視点をきっと発見できることと思います。
- いつも私のことを叱ってくれ、言動を正してくれている。他にこんなに叱ってくれる人はいないな。
- 相談をした時には真剣に話を聞いて具体的なアドバイスをくれた。
- 部長は、希望のポストに異動させてくれた。
相手に「嫌われた」と思ったときは、その人の一面だけを見て、解釈してしまいがちですが、そんな時は相手にしてもらったことに目を向けてみてください。
相手との摩擦、不快感がグンと軽減するはずです。
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③職場の人間関係で大切な「和する」ことを知る
この人とは合わないなというときに私が思い出しているのは、聖徳太子が十七条憲法に定めた「和を以(も)って貴しとなす」の言葉です。
ある先生がこの言葉を「『和』を以(も)って貴し、ではなく、『和する』を以(も)って貴し、と読みたい」と言われたことがあります。
なぜ「和」ではなく「和する」なのか。その理由はこうでした。
「和」というのは最初からあるのではない。
一人一人の涙ぐましい努力で築き上げていくもの。
しかもいったん築いてもすぐに崩れる、崩れやすいものだ。
だから、常に「和する」努力が大切なんだよ。
今も心に残る言葉です。
職場の場合、友達同士のように価値観が一致する、好きな者同士の集まりではありません。
立場も、年齢も、経験も、性別もみんな違います。
また趣味や遊びと違って、仕事ですから生活がかかっており、そこには利害打算が生じやすいのです。
だから職場では人間関係はややこしくなるものなのです。
「職場のあの人に嫌われた」「あの人とは仲良くなれない」という心が起こるのは自然なことと受け止めるべきです。
縁がない人なんだ、ぶつかるのが当然なんだと受け入れるだけで、心が驚くほどラクになります。
それから、自分とは価値観の異なる相手と、好き嫌いを超えたところで「和する」ことにトライしてみようと考え方を変えてみてください。
きっと新たな世界が生まれることでしょう。
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まとめ
私たちは思い込みという【解釈】により、人間関係に悩むことがよくあります。
「あの人から嫌われた」「あの人にイライラする」というときに、【解釈】だけで判断してしまうと、人間関係が築きにくくなります。
そんな感情が出てきたときは、少し時間を置いて心を落ち着かせてから、相手の行動やしてもらったことを【観察】してみると、苦手意識のある相手が違って見えてくるはずです。

みさき

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