「チームワーク」がグンっと高まるちょっとしたポイント
こんにちは。
チューリップ企画で動画制作担当のみさきです。
動画を制作するのは5人のスタッフで行なっています。
年代も性別も、出身地も東京、京都、富山、マレーシアと様々なメンバーです。
動画を見るみなさんに喜んでもらえるものを制作するには、「チームワークの力」が大きいと感じる日々です。
考えてみると、私たちの私生活や社会生活のほとんどがチームワークで動いているのではないでしょうか。
- 家族というチームワーク
- 仕事のプロジェクトのチームワーク
- 地域コミュニティというチームワーク
- 野球やサッカーなどスポーツのチームワーク
などです。
自分が所属したチームは、幸せに向かうドリームチームでありたいですよね!
お互いの違いを認め合う
「チームワーク」を高めるには、お互いの違いを認め合うことが大事だとよく言われます。
こう聞きますと、「一人一人の考えは違うのは当たり前、そんなことは分かっている」と思いますが、けっこうチームを組んでみると忘れてしまうものです。
動画制作では、写真をよく使っています。
使用する写真の決定は、制作チームでよく意見がぶつかる作業です。
先日、「まただまされるのでは…と疑心暗鬼になっている人」という原稿の箇所があり、この内容に合う写真を私が選んだときのことです。
別のスタッフがそれを見て、「なんだコレは!全然ピンとこない」という反応でした。
私にとってはとても心にピタッとくる写真だったので、「エッ!?」と信じられませんでした(^^;
あとでその人が選んできた写真を私が見たところ、それこそ「なんだコレは!」でした。
結局、話し合って2人が納得する写真を選び直すことになりました。
最後に選んだ写真は2人が納得するものでした。
意見が対立するときはお互いに「私のほうが正しい」という心が起きてきます。
そんなときに思い出すのが、「一人一人業界が異なる」というお釈迦さまの教えです。
「業界」は「ぎょうかい」と読まずに「ごうかい」と読みます。
「業」とはインドの言葉で「カルマ」といい「行為」のことです。
一人一人、今まで「見てきたもの」「聞いてきたもの」「話してきたこと」「考えてきたこと」は、みんな違います。
お釈迦さまは「すべての人は一人一人、異なる世界に生きているのだよ」と教えられています。
写真選びでの意見のぶつかりを繰り返すうちに、同じものを見ていても受けとめる印象や解釈はまったく違うことのほうが多いと知らされます。
誰かと意見がぶつかったときは、両方の意見とも却下することが多いです。
一人、反対意見があるということは、大多数になったときに一定数の反対意見があると思うからです。
チームワークの力
「業界」が異なることを意識すると、チームワークが高まっていくことを実感できます。
- 得意不得意なことは各々異なり、役割分担ができる
- よく話し合うようになり、色々なアイデアを共有できる
- よく話し合うことの大切さを知り、確かな共有意識を持てるようになる
- 意見のぶつかり合いがストレスではなく、成長の機会と捉えられるようになる
- 他者意識が高まる
これからも一人一人の違った意見を尊重して、少しでも良い動画ができるようにチームで頑張りたいと思います。
まとめ
お互いの違いを認め合い、相乗効果として、チームワークを高めてゆきたいものです。
みさき
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