「これからどう生きるか」攻略のカギとは?|周りの人が教えてくれた期限付きの人生


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

病院に勤めている知人が、最近小児科に異動になったそうです。
重い病を抱えた子どもたちと接するようになり、人生とは何かを考えさせられる毎日だと話していました。

私たちは、普段人生の期限について考える機会があまりないかもしれません。
しかし、ここには、私たちが普段一生懸命考えている「これからどう生きるか」攻略のカギが隠されているのです。

無常に接して感じること

最近『とどろき』の購読を始められた新潟県の60代の女性も、病院に勤務されているそうです。
病院ではいろいろな人の人生の最期を目の当たりにすることが多く、そこから人生について考えるようになったと話しておられました。

仏教には諸行無常(しょぎょうむじょう)が説かれています。
諸行とはすべてのもの、無常は常が無く続かないこと。
大きく変わるか小さく変わるかの違いだけで、すべてのものは常に変わり続けているということです。

中でも私たち一人一人にとって一番の無常は命でしょう。
ですから、死のことを「無常」とも言われるのです。

身近な人の無常に接した時、ふと人生を振り返る気持ちになる人が多いようです。
毎日、これからどう生きるかに必死な私たちが、静かに人生を見つめる限られた瞬間なのでしょう。

期限付きの人生から何が見える?

身近な人の無常に接すると、自らも期限付きの人生を生きていることがなんとなく知らされてきます。
では、期限付きの人生と知ることで何が分かるのでしょうか。

自分の人生が期限付きであることはなんとなく知っていても、まだまだ時間があると思っているのが私たちです。
時間があると思えば無駄遣いしてしまい、なかなか大切にできないものです。
そうすると、いつの間にか時間が過ぎて、本当に大切なことができずに人生が終わってしまうかもしれません。

期限付きの人生と分かると、普段なんとなくで過ぎていく時間が、とても大切なものであることが感じられてきます。
その変化こそ、これからどう生きるか攻略の重要なカギとなっていくのです。

「これからどう生きるか」攻略のカギ

上記で紹介した新潟県の女性は、『とどろき』を読まれて次のように感想を述べられています。

毎日毎日、読んでいるとやさしい気持ちになれます。
自分がこれからどう生きるかが、少しずつ分かるようになってきました。

仏教に説かれているのは諸行無常という人生の実相です。
死と聞けば暗く沈みがちなイメージがあるかもしれません。
しかし、期限付きの人生だからこそ、これからどう生きるか、どのように時間を使うべきなのかが大事になるのです。
仏教を学ぶと、期限付きの人生ということが知らされ、これからどう生きるか、どのように時間を使うべきかを真剣に考えるようになるということなのです。

期限付きの人生という事実を見つめることこそ、これからどう生きるかを攻略する重要なカギなのではないでしょうか。

まとめ

これからどう生きるかということは皆問題にすることだと思います。
ただ、これからどう生きるかを漠然と考えてもなかなか答えが出ないのが正直なところかもしれません。

周りの人の無常に接した時、自然と自分の人生が期限付きであることが感じられてきます。
そうすると、より自分に残された時間をいかに使うか真剣に考えるようになるのではないでしょうか。

それこそ、これからどう生きるかにつながる重要なポイントなのだと思います。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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