確認不足は失敗のもと!面倒を避けると更に面倒なことになる
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
ちょっとしたミスをしたとき、確認不足が原因ということがよくあります。
自分はもう慣れているから、確認を省略しても大丈夫という気持ちが働くからでしょう。
今回は、自戒の念も込めて確認の大切さについて書きたいと思います。
慣れた頃が一番危ない
何事も「慣れた頃が一番危ない」と言われます。
最初の頃は何をするにも不安で、常に確認しながら物事を行うものです。
しかし、経験を重ねると、手順も覚えるし、気が緩んできます。
「自分はもうできる」との自負から、確認も面倒になってくるのです。
本来は決まった手順を踏まなければならないところ、確認をとばしてしまったりもします。
結果、失敗して痛い目をみている人が多いのではないでしょうか。
面倒を避けるためにも確認が大事
確認をとばしてしまう理由に「忙しいから」「面倒だから」というのがあるでしょう。
時間がなく、少しでも手順を省略したい。
もうできているのだから、いちいち確認するのは億劫。
そう思えばこそ、確認を怠ってしまうのです。
ところが、面倒を避けようと確認手順をとばしたことで失敗したら、どうでしょうか。
面倒を避けようとしたのに、もっと面倒なことにもなりかねません。
未来の大きな面倒を避けるためにも、今小さな面倒をいとわないことも大切かもしれません。
「不完全な自分」と知っておく
仏教では、人間を「煩悩具足の凡夫」と言われます。
煩悩でできているのが人間、ということです。
煩悩とは私たちを煩わせ、悩ませるもので108ありますが、中でも代表的なものが欲の心です。
私たちは、日々欲に振り回されています。
「面倒を避けたい」というのも、欲の1つです。
欲を少しでも満たすため、自分の都合のいいように動いてしまうのが人間でしょう。
そういう不完全で頼りないものが自分と知れば、信用ならないことが分かります。
信用ならないものに対しては、「大丈夫だろうか」と心配になるものです。
それが、重ねての確認にもつながることと思います。
まとめ
だんだん作業に慣れてくると、「めったなことでは失敗しない」の自負が出てきます。
また、元来欲がある私たちには「面倒を避けたい」という心もあるでしょう。
そうすると、確認作業を怠り、失敗してもっと面倒なことになる場合があります。
私たちは、欲に動かされている不完全なものです。
決して信用できるものではないと知ると、自然と確認作業をするようになるのではないでしょうか。
わか
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