努力のモチベーションが上がらないときの考え方|すべて自分の身になる
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「自分なりに一生懸命やっているのに、誰もほめてくれない」
このように感じている人は多いのではないでしょうか。
誰も評価してくれる人がいないと、なかなか頑張れないものですよね。
今回は、努力のモチベーションが上がらないとき、どう対処したらよいかを考えてみたいと思います。
モチベーションを維持するのは難しい
努力が大事だとわかっていても、一人でコツコツ頑張ることは大変です。
私たちには誰にでも頑張りたくないという睡眠欲があり、楽に流されてしまうのが普通でしょう。
そんな中、自分の頑張りを見ていて評価してくれる人が近くにいれば、努力のモチベーションにつながることは間違いありません。
しかし一方で、皆自分のことに精一杯ですから、他人のやっていることに意識が向かないのも事実です。
他人に評価されることをモチベーションにすると、なかなか維持できないのではないでしょうか。
まいた種は必ず生えることを知る
人が見ていようと見ていまいと、努力することには大きなメリットがあります。
それは、どんな形であれ、「まいた種は必ず生える」からです。
それを表すのが仏教の「因果の道理」です。
善因善果 悪因悪果 自因自果
(よい行いは、よい結果、悪い行いは悪い結果を引き起こす。
自分のまいた種のすべては、自分に結果が現れる)
努力はよい行いなので、頑張った分だけ自分によい結果が返ってきます。
仕事でも、「どうせ誰も評価してくれないから」と思って手を抜いていた人と、評価に関係なく努力を続けていた人とでは、1年後に大きな差が出るでしょう。
努力したものはすべて自分の身になりますから、やがて周りの人の目に留まり、自然と評価もついてくるかもしれません。
「仏さまはすべてご存知」
仏教を説かれたお釈迦さまをはじめとする仏さま方は、見聞知(けんもんち)の方であると言われます。
あなたがどんな行いをしているか、すべて見ているよ。
あなたがどんなことを言っているのか、すべて聞いているよ。
あなたがどんなことを思っているのか、すべて知っているよ。
たとえ人が見ていなくても、仏さまはすべてご存知だ、ということです。
誰が見ていなくても、仏さまは私の頑張りを知っておられる。
そう思えば、モチベーションも上がるのではないでしょうか。
そして実際、努力したことはすべて自分の結果となって返ってくるのです。
まとめ
努力するときに、誰かの評価を力にすることはよくあります。
誰かがきちんと見ていてくれると思えば、頑張れることも多いでしょう。
しかし本当は、誰かが見ていても見ていなくても、努力したことは必ず返ってくるのです。
仏教では仏さまは私の行いをすべてご存知だと教えられます。
誰も見ていなくても、仏さまは私のことを見ていてくださると思えば、努力も続けられるのではないでしょうか。
わか
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