「頑張っているのに結果が出ない」やる気がなくなった時の3つの対処法
頑張っているのに、なかなか結果が出ないとくじけそうになります。
自分の能力や性格を責めてしまうと、自信を失い頑張る意欲が無くなってしまうこともあります。
せっかく頑張ってきたのに、努力を止めてしまっては本当に結果が出なくなります。
結果が出なくてやる気がなくなったときは、どのように対処していけばいいでしょうか。
1.気持ちを切り替える
こんな時、大事なのは上手く気持ちを切り替えていくこと。
そのヒントが国民的アニメ『アンパンマン』の歌にありました。
もし自信をなくして
くじけそうになったら
いいことだけ いいことだけ 思いだせ
(『アンパンマンたいそう』より)
気持ちが落ち込むと、悪い方に悪い方に考えてしまいます。
しかし、見方によっては良い面も発見できます。
たとえば、次のように。
・すぐに結果が出なくても、努力を続けていること自体は素晴らしい
・努力する過程で新たな知識を得て成長できた
・自分が苦労した分、周りの人の苦労がより分かるようになり、感謝の気持ちが深まった
…など
良い面に目を向けると、励まされ、やる気が出てきます。
2.結果が現れる仕組みを知る
結果が出ないと苦しいのは「これだけ自分が頑張っているのに報われない」という無力感があるからです。
結果が現れる仕組みを知れば、自分の頑張りに意味があることが分かります。
「因果応報」という四字熟語があります。
辞書には「現在の行為に応じて未来の果報が生ずること」「人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ」とあります。
これは仏教から出た言葉です。
『因果経』という経典には
汝ら、過去の因を知らんと欲すれば現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ
と説かれています。
自分に現れた結果のすべては過去に自分がやった行為が生み出したものであり、現在の自分の行為が未来の自分の結果を生み出すのです。
因果応報や、経典の言葉を知らなくても私たちが努力するのは「因果応報だなぁ」と思うからでしょう。
試験前に勉強するのも、健康に気をつけるのも、交通ルールを守るのも、それによって自分の運命が生み出されると信じているからです。
自らの行為に応じて自らの結果が現れるのですから「種まきして損した」ということはありません。
3.良い環境に身を置く
努力を続けるには、良い環境に身を置くことも大切です。
とくに結果が出ないときはやる気がなかなか出ないものです。
一人でいては、そのまま弱気になって途中で努力を止めてしまうかもしれません。
人や場所など良い環境に身を置くことが大切です。
たとえば、
テレビが付いている部屋だとなかなか集中できなくても、カフェや図書館では集中できます。
また努力している人が近くにいると、自分のモチベーションも上がります。
自分の長所だけではなく、直した方がいい点も含めて教えてくれる人は貴重な存在でしょう。
まとめ
頑張っているのになかなか結果が出ず、やる気が無くなったときは次の3つを試してみてはいかがでしょうか。
1.気持ちを切り替える
2.結果が現れる仕組みを知る
3.良い環境に身を置く
くじけずコツコツと努力していきたいですね。
九条えみ
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