どんな人と友だちになるのが良い?友だちを選ぶときに大事なポイント
先日、中学時代からの親友と久しぶりに会いました。
その中で「高校と大学は似たような人が集まっていて皆仲良くやっていたけど、中学時代は色んな人がいて周りに合わせるのが大変だったよね」という話になりました。
私は公立の中学校に通っており、学力や運動神経も差が大きく、派手な子もいれば大人しい子もいる、雑多な人間関係でした。
荒れている中学では無かったのですが、グループや仲間外れなどもあり、学生生活を通して一番人付き合いに気を遣う環境ではありました。
学生生活を振り返って、人間関係を築く際に私がして良かったことをご紹介していきます。
友人選びは大切
「朱に交われば赤くなる」とことわざにある通り、私たちは周囲の人からの影響を受けやすく、付き合う友達によって善悪どちらにも感化されます。
小学生時代は大人しかった子が、中学に入り派手な子と付き合うようになって、だんだんと素行が悪くなっていったという子もいました。
それほど、知らず知らずのうちに身近な人から影響を受けてしまうのです。
「善い人とケンカすることがあっても、悪い人とは友達になるな」という言葉もあります。
その人を知らんと思わば、その友を見よといえり。
善人の敵とはなるとも悪人を友とすることなかれという事あり
(蓮如上人)
善い人であれば、たとえケンカしたとしても、自分の心得違いを正されたりなど何かしらの良い影響を受けます。
しかし、悪い人と友だちになれば、だんだんと自分も悪をすることに抵抗が無くなり、自分ではもう制御できないところまで落ちてしまうこともあるのです。
相手をよく知る
人間関係を築くときに大事なのが相手をよく知ることです。
それは、相手を知らないと相手に合わせた対応ができないからです。
たとえば、中学時代なら、気に食わない相手がいると悪口を言って仲間外れにするような子もいました。
そういう子は可愛くて面白くてスポーツもできる、いわゆる「1軍」と呼ばれるようなタイプの子に多かったと思います。もちろん、悪口やいじめを好まない性格の良い子もいましたが。
私はそういう冷たい関係が嫌で、たとえクラスの中心であっても個人的に仲良くなりたいとは思いませんでした。
なので、ふとした言動から「そういう子なんだなぁ…」と垣間見えたときは、自分のプライベートなことを言わないようにしたり、適度な距離を保つように気をつけていました。
自分の軸を持つ
つぎに「自分はどんな人間でありたいか」という自分の軸を持つことが大事です。
ここは譲れない、大事にしたいという価値観がハッキリすると、おのずとどんな人間関係を選べば良いのかも分かってきます。
人の悪口を言ったり言われたりという関係が嫌だ、とハッキリ自覚していれば、そういう話で盛り上がる子と接するときも気をつけることができます。
誰かの悪口を聞かされても、「それは辛かったね」と相手の痛みや悲しかった出来事に共感するだけに留めて、悪口を一緒になって言い合うことはしないようにできます。
自分の軸を持つと、友人を作る際にもどんな相手が自分と合うのか分かるようになり、お互いに楽しく過ごすことができます。
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悪口が好きな人はたしかにいます。
そんな人を友達にすると、だんだん自分も悪口に同調したり自分から悪口を言うようになってしまいます。
悪口を言う人とは距離を置いた方が良いのですが、そのことについて詳しく書きました。
九条えみ
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