時間にルーズだと損するかも|人間関係において時間を守ることが大事な理由
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
日本人は世界的に見て時間にきっちりしていると言われます。
しかし、個々人で見れば一概にきっちりしているとも言えません。
時間に対する価値観は様々ですから、中にはルーズな人もいるでしょう。
時間に縛られすぎるのも考えものですが、ルーズだと損をすることが多いかもしれません。
今回は、なぜ時間にルーズではいけないのか、人間関係の面から考えてみたいと思います。
なぜ時間を守ることが大事なのか?
時間は守らなければならないもの、というのは日本人にとってはある程度共通の価値観です。
子どものころから教えられてきたことだからでしょう。
これは、日本でなじみのある仏教でも教えられていることです。
仏教では善い行いの一つとして持戒(じかい)が勧められています。
持戒とは、言行一致、つまり約束を守ることです。
約束を守ることには時間を守ることも含まれるでしょう。
ではなぜ、時間を守ることが大事なのでしょう?
それは、時間が有限であるからではないでしょうか。
時間は貴重な財産
私たちは、物が無限にあるように思うと、無駄遣いしがちです。
しかし、有限だと感じると大事に大事に使うようになります。
例えば、水は普段蛇口からどれだけでも出るので、流しっぱなしで歯を磨くことがあるかもしれません。
しかし、断水などで限られた水しか使えなくなると、使い道を真剣に考えるはずです。
時間も同じで、たくさんあるように思うからこそ、ぞんざいに扱ってしまいます。
ところが、実際たくさんあるかというと、時間は有限なのが本当のところです。
しかも減る一方で、決して増えることのないのが時間でしょう。
時間は誰にとっても貴重な財産なのです。
時間を守らないと相手も自分も損をする
時間にルーズだと、自分の時間を無駄遣いすることになります。
自分にとっても大きな損失です。
しかも、それだけにとどまらず、周りの人の時間も無駄にすることがあるのです。
時間に遅れるということは、相手の時間を奪うことだと聞いたことがあります。
もし、相手が約束の時間通りに現れず、待つことになれば時間が押すでしょう。
結果的に、待っていた人はスケジュールを組みなおさなければならないかもしれません。
「あの人といると予定通りにいかない」と思われたら、距離を置かれてしまう可能性も大いにあります。
ですから、時間を守ることは人間関係を良好に保つためにもとても大事なのです。
時間を気にすることが相手への思いやり
とはいえ、事情があって時間に遅れることもありますし、予定時間よりも延長してしまうことも当然あります。
無いように気を付けてはいても、トラブルなどがあれば起こりうることです。
そんな時は、「遅れます」と連絡を入れたり、「時間延長してしまいますが、大丈夫ですか?」と声をかけることが大切でしょう。
それらの言動は、相手を思いやる心から出てくるものです。
自分本位に動いてしまいがちなのが私たちですが、相手のことも考えて行動していきたいですね。
わか
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