人間関係にイライラする人としない人の違いとは?|視点をどこに向けるかが大事
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
多様な人間関係の中で、イライラしたことのある人は少なからずいるでしょう。
「なんであんなこと言うの?」
「もっと早く取り掛かってくれたらいいのに!」
「全然話を聞いてくれない」
親子、夫婦、友人、同僚、上司、部下。
さまざまな関係の中で揉まれ、毎日人間関係のストレスが生じていると言っても過言ではありません。
一方で、同じような状況でもイライラせずに対応している人がいるのも事実です。
一体何が違うのでしょうか?
イライラする原因
なぜ人間関係でイライラしてしまうのでしょうか?
多くの場合、周りの人が自分の思い通りに動いてくれないことにイライラしているように思います。
優しい言葉をかけてほしいのに、それどころか余計なことを言われた。
自分は今片づけをしたいのに、忙しいからと全然動いてくれない。
面白いことがあってすぐに話したいけれど、聞こうともしていない。
このように相手が自分に合わせてくれないことに不満を持っているのです。
お釈迦さまは人間には本来「我利我利」の心があると教えられています。
我利我利とは、「自分さえよければいい」という心のことです。
自分のことを優先させたいのが私たちなのです。
ですから、相手が自分に合わせてくれないとイライラしてしまうのですね。
自分以外の人は簡単に変えられない
しかし考えてみると、相手にも相手の都合がありますから、合わせられないのも無理はありません。
それどころか、相手も同じように「自分に合わせてほしい」と思っているはずです。
変わる気がない人に対して変わってほしいと思っていても、一向に状況は良くならないでしょう。
むしろ、イライラが募るばかりになってしまいます。
他人は簡単には変えられないのです。
では、人間関係にイライラせず、穏やかな気持ちでいるためにはどうしたらよいでしょうか。
一番おススメなのは視点を変えてみることです。
視点を変えると穏やかになる
視点を変えるには、まず「相手は変わらないものだ」と事実を受け止めるところから始まります。
そうすると、相手が変わらないのなら、何を変えたらよいかということに目が向くでしょう。
一番簡単に変えられるのは他でもない自分なのです。
人間関係にイライラする人としない人の違いは、目を他人に向けているか自分に向けているかの違いと言えます。
片づけを始めないことに対し、普通は相手がやっていないという事実に目を向け、相手を責めるかもしれません。
そして早く取り組んでほしいと思うでしょう。
一方、自分に目を向けている人は、今できないなら仕方ないと割り切り、相手が後で快く動けるような言葉かけをするかもしれません。
変えられるところに目を向けると、物事はスムーズに動くのです。
まとめ
人間関係にイライラするとき、多くの場合相手が思い通りに動かないことに腹を立てています。
しかし、相手は簡単には変えられないものです。
一方で簡単に変えられるのは自分の行いでしょう。
自分の行いに目を向けて変えていけば、物事は思ったよりもスムーズに動くことがわかります。
結果的に、相手も自分もストレスなく過ごすことができるのではないでしょうか。
わか
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