【疲れない働き方】会議で自分の意見が言えるようになる5つのステップ
こんにちは。みさきです。
「変なことを言って、嫌われたらどうしよう」
「緊張して上手く話せない」
「周りの同僚は優秀な人ばかり。なんだか怖くて自分の意見が言えない」
「自分の意見を言えず、よく人に合わせてしまう」
職場の会議でこんなふうに思うことってありませんか。
特に他人の感情をよく汲み取る繊細さんは、職場の会議で強いストレスを感じているかもしれません。
今回は、ストレスを溜めずに「職場の会議で自分の意見を言えるようになる」5つのステップをお話したいと思います。
①「打ち負かす、打ち負かされる」のVSの姿勢はダメ
会議が苦手という理由の一つは「嫌われるのが怖い」という心です。
「間違ったことを言って嫌われないか、全員から反対されないか」と考えると、自分の意見を言うことを躊躇してしまいます。
ここで誤解してはいけないのは、意見の異なることは、相手を打ち負かす、相手に打ち負かされることではないことです。
この恐怖心を克服するには、相手と自分の間には「認識のギャップ」があることを知ることが大事です。
職場では次のような「認識のギャップ」があります。
・世代間ギャップ
・男女間ギャップ
・立場間ギャップ
私は内向的性格なのですが、この「認識のギャップ」を知ることで、会議に対する恐怖心が相当減りました。
相手との意見の違いは「この認識のギャップから起きているんだな」と受け止められるようになります。
②「認識のギャップ」を埋めていく
「認識のギャップ」を埋めていくには、相手に仮説をぶつけてみることです。
相手の意見に対して「それって、こういうことですか」と質問します。
自分の仮説が違っていれば、反論してきます。
キャッチボールを繰り返すことで、相手の言いたいことが的確に分かってきます。
相手の意見も、一人一人受け止め方が違いますので、相手と自分の間に理解の架け橋をかけるのに質問をすることは大変有効です。
③自分の意見を言う
会議が苦手という理由の二つ目は「自分の意見をよく分かっていない」ことです。
会議で自分の意見を言えずに、人に合わせてしまったために後で後悔した経験のある人は多いと思います。
会議は、お互いの意見を出し合い、掛け合わせていくことで、良いアイデアを生み出す場です。
どちらかが我慢をして不満が残らないように、事前に準備が必要です。
会議の議案に対する下記のような点を、事前に自分の意見をまとめておくと、会議本番で意見を言いやすくなります。
・ゴールを明確にする
・ゴールに向かうまでに何が必要になるか
・スケジュールを決める
・役割を視覚化するなど
④反対意見が生む3つの効果
ちょっと自分は違う意見だなと思うことがあっても、反対意見を言ってしまうと、相手も感情的になり、決定までに時間がかかってしまうために、躊躇することがあります。
どうも反対意見は「空気が読めない」「和を乱す」と歓迎されない傾向があります。
しかし反対意見のない会議は危険です。
世界的経営学者であるドラッカーは“意見の不一致が重要”と力説し、反対意見が生む3つの効果”を提唱しています。
1.会議のメンバーは、力のある人に「よく思われたい」と思い、その人の意見に同意してしまう。
それを防ぐのは、事実によって立証され、よく検討された反対意見の存在だ。2.意思決定に間違いがあった時、反対意見で示されていた「代案」を直ちに検討できること。
3.反対意見は会議を活性化させ、想像力を刺激する。よく検討し尽くされ、かつ裏付けのある反対意見こそ、最も効果的な刺激剤であること。
反対意見を自由に言いやすい環境づくりが大切ですね。
⑤パワハラ上司の場合
「なぜ成果が出ないのか」
「なぜ売上が上がらないのか」
「電話対応もまともにできないのか」と
自分の機嫌で撒き散らすパワハラ上司の場合、会議は話し合いの場というよりも、叱る場、プレッシャーをかける場と化します。
こんな場合は、自分の心を守るために、環境を変えることも大切です。
まずは信頼のできる同僚に相談してみるといいでしょう。
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