「人生がうまくいかない」を変える秘訣とは?自業自得を知れば人生は好転する
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
先日、心理カウンセラーをしている知人と話をしました。
知人のところには様々な悩みを抱えた方が相談に来られるそうです。
知人は、悩みは人それぞれでも、悩みの根本的なところはみんな共通しているのだと話していました。
今回は、私たちの悩みや苦しみを生み出す思考について書いてみたいと思います。
人生には悩みがつきもの
人間関係、仕事、お金、病など、私たちには様々な悩みが出てきます。
人それぞれ何に悩むかは違っていても、悩みのない人などいないのではないでしょうか。
仏教を説かれたお釈迦さまは「人生は苦なり」と言われています。
お金には恵まれていても、それによって人間関係に苦労したり、
人間関係には恵まれていても、仕事はうまくいかなかったり、
身体は健康体であっても、お金に困っていたり、
何かに恵まれている一方で、別のところで困っている。
すべてが揃い、順風満帆というわけにはなかなかいかないのです。
苦しい時、誰にでも起きる心
悩み、苦しんでいるとき、私たちはどういう思いになるでしょうか。
「何で自分ばっかりこんな目に」
「悪いことしてないのに、どうして私の人生うまくいかないの?」
こう思ったことは、誰しも一度や二度ではないはずです。
そして、
環境さえよければこんなに悩まなくて済んだのに。
私の人生がうまくいかないのは、あの人のせい。
と、環境や周りの人を責める気持ちが出てくるのです。
周りを責めるともっと苦しくなる
知人が言っていたのは、まさにこのことでした。
相談者は自分が悩んでいる原因を他人や環境のせいにしている場合が多いそうです。
相手が変われば、環境が変わればと言うのですが、それらは簡単には変わってくれません。
現状は一向に変わらず、余計に苦しくなっていくことになります。
だからこそ、しっかり自分に目を向けていくことが大事なのだと知人は話していました。
他人は変えられなくても、自分の行いはすぐに変えることができるからです。
自業自得を知れば人生は好転する
仏教では、すべてのことは自業自得、因果応報と教えられます。
自業自得や因果応報は、悪い結果が来た時に、「それはあなた自身の行いの結果だ」という戒めで使われたりします。
ですから、突き放されたような冷たい感じを受けられる方もあるかもしれません。
しかし、自業自得や因果応報の意味とは決して悪いことばかりではないのです。
正確に言えば、「自分のした行いは自分自身に結果として返ってくる」ということ。
よいことも悪いことも、すべては自分の作り出した運命なのだよ、と教えられています。
つまり、今は苦しくても、自分の行いを見つめて改善していけば、必ず人生は好転するのです。
まとめ
悩み、苦しんでいるとき、私たちにはこの状況を周りのせいにしたい心が出てきます。
それで、相手が変わってくれたらいいと願っているのですが、相手はそう簡単には変わってくれません。
仏教には自業自得が教えられています。
よいことも悪いことも、すべては自らが作り出していく。
悩みを解消して人生を好転させるためには、まず自分自身に目を向けることが大切なのです。
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わか
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