傷つく言葉を言われたときは反面教師に|加害者にならない心がけが大事
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
SNSを見ていると、言われた相手が傷つくような言葉をコメントしている人を見かけます。
相手が傷つくことはわかっているはずなのに、どうしてそんなことを書いてしまうのでしょうか。
顔が見えない分、なんでも書けてしまうSNSの怖さを感じます。
日常生活の中でも、傷つく言葉を言われたりすることがあるかもしれません。
そんな時にはどう受け止めたらよいのでしょうか。
悪口を言う人の「愚痴」という心理
悪口を言う人は、何を思って口にしているのでしょうか。
多くの場合、自分の憂さを晴らしたいだけなのかもしれません。
人間には、他人の不幸を喜ぶ「愚痴」という心があります。
だからこそ、嫌いな相手が傷ついたり、泣いていたりする姿を見て、心の中で面白がっているのでしょう。
この愚痴は煩悩の中でも代表的な「三毒」と言われるものの一つです。
なぜ毒と言われるかというと、相手ももちろん、自分も大変苦しめる心だからです。
どんな人にも当てはまる因果応報
「因果応報」という言葉を聞かれたことはないでしょうか。
これは仏教の言葉で、まいたタネに応じた報いが現れるという意味があります。
別の言葉では、「因果の道理」と言われます。
道理とは、いつでもどこでも変わらない真理ということ。
いつの時代でも、どの国でも変わらないことを道理、といいます。
自分のやった行いが自分に返ってくる。
これは、どんな人にも当てはまることで、一切の例外はないと教えられるのです。
悪口は相手だけでなく自分も苦しめる
悪口を言えば、当然相手を傷つけます。
しかし、それでは終わりません。
相手を傷つけたという行為の結果は、まぎれもなく傷つけた本人が受けていかなければならないものです。
そして、その結果が幸せなものであるはずがありません。
自分も悪口を言われるという形か、もしくは違う形で返ってくるということもあります。
最終的に言った本人が苦しむことになりますから、誰も幸せにしない、恐ろしい行為なのです。
傷つく言葉を言われたら反面教師に
傷つく言葉を言われたら、悲しい気持ちになります。
また、言い返したい気持ちになるかもしれません。
しかし、それで腹を立てたり、言い返したりしては、今度は自分が悪い結果を受けることになります。
傷つく言葉を言われたら、自分は言ってはいけないぞと反面教師にしましょう。
そして、言ってきたその人をできるだけ遠ざけるようにしましょう。
その人が悪い縁になって、自分が加害者になることもあるからです。
愚痴というのは誰にでもある心です。
だからこそ、自分も何かのきっかけで加害者になることがある、と理解しておかなければいけないと思います。
まとめ
突然人から傷つく言葉を言われて落ち込むことがあります。
そういう言葉を言ってくる人の心の中には、他人の不幸を喜ぶ愚痴という心が潜んでいます。
悪口は、言われた私も傷つきますが、最終的には言った本人も苦しめる恐ろしい行為です。
傷つく言葉を言われたときは、反面教師にして、自分が加害者にならないように心がけることが大切ではないでしょうか。
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わか
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