後回しにしないためには何が必要?|面倒だと感じてしまう時の対処法
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「面倒なことを後回しにしてしまう」という声をよく聞きます。
日々の家事や仕事、人間関係など、面倒なことが出てくると、どうしても目を背けたい気持ちになってしまいます。
後回しにしてもいいことはないと思うのですが、なかなかすぐには取り掛かれないんですよね。
今回は、面倒なことを後回しにしないためにはどうしたらいいか、考えてみたいと思います。
みんな面倒なことはしたくない
面倒なことを後回しにするのは、私たちに睡眠欲があるからです。
睡眠欲は煩悩の一つで、誰にでもあるものです。
眠たい、少しでも楽がしたい、面倒なことはしたくない、怠けていたい。
そういう心です。
みんなにこの睡眠欲があるからこそ、面倒なことはなるべく避けたいものなのです。
目の前に面倒な問題があるとき、取り掛かりたくないという気持ちが出てくるのはある意味自然なこと。
後回しにしてしまう人が、特別怠けているというわけではないのだと思います。
後回しにしない人は何が違う?
では、後回しにする人と後回しにしない人がいるのは、なぜなのでしょうか。
それは、別の欲が強いからと言うことができるでしょう。
仏教で108あると言われる煩悩の中の一つが欲ですが、欲の中でも代表的なものを五欲と言われます。
・食欲:食べたい飲みたいという心
・財欲:1円でも多くお金が欲しいという心
・色欲:異性を求める心
・名誉欲:褒められたい、評価されたいという心
・睡眠欲:眠たい、楽がしたいという心
何か面倒な手続きが必要なものがあるとき、睡眠欲から後回しにしてしまうことはあるものです。
しかし、もしその手続きによってお金が入るとなったらどうでしょうか。
財欲が強い人は、期限を過ぎてもらえなかったら大変と、真っ先に取り掛かるかもしれません。
面倒な仕事が舞い込んできたときも、睡眠欲から後回しにしてしまいがちです。
しかし、名誉欲が強い人は、上司から叱られたくない一心で早めに取り組むでしょう。
そのように、人によって何を重視しているかというだけの違いなのです。
睡眠欲が強い場合の対処法
上記のように他の欲を利用すれば、後回しにすることを避けられるでしょう。
しかし、何を差し置いても面倒なことはしたくない、という睡眠欲が強い場合はどうしたらよいのでしょうか。
その場合は、面倒と感じるポイントを変えてみるのも一つの手です。
今、目の前のことに取り組むことが面倒と思うのも睡眠欲。
一方、後回しにしてもっと大きなことになったら面倒、と考えるのも睡眠欲です。
目の前のことが面倒だと感じてしまうときは、これを後回しにしたらどうなるかを考えてみましょう。
今よりももっと面倒なことになるのは目に見えていますから、そんなことなら早めにしてしまおうという気持ちになるかもしれません。
まとめ
面倒なことはしたくない気持ちは誰でも同じです。
しかし、その中でも後回しにしない人は、財欲や名誉欲といったほかの欲が強いということなのです。
面倒だと感じたときは、ほかの欲を利用するのも一つの手でしょう。
何よりも睡眠欲が強い、という人の場合は、これを後回しにしたらどうなるかを考えてみましょう。
今よりもっと面倒なことになることがわかりますから、面倒だから今やろう、という考え方になるはずです。
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